グレーは×! | 『しまや出版』 アナログ原稿のつぼ

グレーは×!

恋するくーまんども!こくさんです!

今日はグレーの原稿について話しちゃいます!


しくしくーまん初心者さんの原稿で多いのが、モノクロの原稿で、コピック薄墨インクジェットプリンタでグレースケールのデータをプリントアウトした原稿


アナログ原稿(紙原稿)は、ダイレクト製版機という製版機のカメラ撮影してにするんだよ。


ダイレクト製版という方式は、アナログ原稿(反射原稿)を直接撮影して版を作るんです。


この製版機のカメラというものは、真っ黒または真っ白な部分以外にはきちんと反応してくれないんだよね。


薄墨等のグレーの状態だと、中途半端にカメラが反応してしまって斑な砂目状に印刷されちゃって、正直あんまり綺麗じゃないんだ・・・・汗


薄過ぎると印刷されなかったり、黒に近いグレーだと、真っ黒に潰れてしまう事も多々。


もしグレーの状態の原稿をどうしても印刷したい場合は下記の方法があるよ。


1、アミ掛けをする(印刷所で頼むとお金が掛かります)

2、スキャニングしてデータ原稿にする。

3、スキャニングしてデータ原稿にしたものをレーザープリンタで出力する。

うさたんレーザープリンタはコピー機とは違うから注意してね!



本当に多いのが、元々グレースケールのデータをプリントアウトした原稿なんだよね~


左の図グレースケールのままの状態※このままプリントしちゃ駄目な例!

右の図がグレースケールのデータを二階調化(ハーフトーンスクリーン)したもの
『しまや出版』 アナログ原稿のつぼ


左の原稿をそのままインクジェットプリンタでプリントすると、点が細かすぎるからキレイに撮影できないんだよね。

右のように二階調化して、スクリーントーンを貼った原稿のような見た目になればOK!


二階調化したとしても、やっぱりインクジェットプリンタでプリントするより、レーザープリンタでプリントした方がオススメだよ。


インクジェットプリンタで出力すると、線が太ったりインクが薄かったりする事が多いんだよね。


それでもインクジェットプリンタしか使えない時は、プリンタの設定を必ずモノクロモードまたはグレーモードにしてプリントしてね?絶対にCMYK(カラーモード)でプリントしちゃ駄目!


なぜかというと、プリントする画像がモノクロだったり、グレースケールだとしても、プリンタの設定がモノクロになってないと、CMYKのインクを使ってグレー印刷されちゃって、結局使えない原稿になってしまうから。注意だよ!


悲しみうさたんどうしてもやり方が分からない人は気軽にしまやに電話してね!

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