タイからエジプトへ移動することにした。
なんとなく以前からエジプトに行ってみたかったからという適当な理由だが、このブログを書こうと思ったのがエジプト滞在中だったのでやっと実際の旅に追いついてきた。と思いきや、4ヶ月遅れとなっている。
ここからは写真も撮ってあるので、多少それらしくはなると思う。
ということでエジプト編、まずは到着するところから。
タイからはカタール航空で行くことに。
途中、ドーハでの乗り換えが3時間ほどあった。
ドーハの空港はかなり洗練されていて、うろうろ見物したりコーヒーを飲んだりしていたら暇は潰せるので3時間くらいは全く問題なかった。ドーハ空港はコーヒー一杯飲むのでもカードが使えるのでお金の心配はいらない。しかもほとんどどのカードでも使えるというのはありがたい。
ちなみに、日本と違って海外は飛行機であってもかなりの頻度で遅延するので最低2時間は乗り継ぎ時間をとっておくのが賢明だと思う。乗ってきた同じ飛行機に乗る場合はギリギリの乗り換えでも大丈夫だが…。
あまり海外で乗り換えの経験がない人は多少心配かも知れないが、本当に心配するようなことはまず無いし、間違ってそこで入国したり、空港から出たりしなければ、まず問題は起こらないので。これはどこの空港でも同じ。
預け荷物についても、今ではほとんどがスルーバゲッジといって、最初に預けた荷物が最終目的地まで届くので心配いらない。
ただし、これは利用する航空会社が乗り継ぎ便も同じ、あるいは提携している航空会社の場合で、全く関係ない航空会社だったり、LCCだったりする場合は、乗り継ぎ空港で一旦荷物をピックアップして預け直さないといけないこともある。
面倒臭いので乗り継ぎの場合は最初から同航空会社か提携会社の便を選ぶようにして、念のためにチェックインの際にスルーバゲッジなのかを確認しておくといい。
ビザの必要のない国での乗り継ぎなら面倒臭いだけで何の問題もないが、ビザが必要な国だと余計な費用がかかったりすることもあるのでここだけは注意しておこう。
で、無事にエジプト・カイロに到着。遅延もなく時間通り。
まずは入国手続き。
パック旅行などであれば特に何も面倒はないのだろうが、個人で行くとなると、まずこの入国手続きが難所だった。
それなりに観光客がいるだろうし、それに付いて行けば大丈夫だろうと思っていたんだが、ちょうどラマダンで人が少なかった。
閑散としていて、ここで本当に大丈夫なんだろうかと不安になる程だった。
結局ビザを買った時点で私一人しかこのエリアにいなかったのでかなり不安だった。
で、まずはビザを取得するのだが、入国審査のエリアに行くと向かって右に銀行のような両替所のようなところがある。ここで25ドル払って印紙を買わないといけない。あらかじめ25ドルだけは用意しておこう。
これを買ったら次に入国カードの記入。
このカードはこのエリアの柱の周りに置いてある。というより散乱している。きちんと整理して置いてるわけでもなく「ここで書いてください」みたいな表示もない。ペンなども置いてないので持参しよう。
私はこの時、手元にペンがなかったのでそこらにいた職員のおっさんに書くものがないから貸してくれ、と言って借りたの。書き終わって返そうと思った時にはそのおっさんが見当たらなかったので借りパクすることになったが、簡素な白いボールペンだったのでまあいいだろう。
入国カードにはアラビア語と英語の2種類があるがごちゃ混ぜで散乱していた。当然だが英語表記のを取る。
入国カードに名前や国籍、パスポートナンバー、宿泊先などを書く。結構適当でも大丈夫。
これらを持って審査に進むと意外なほどあっさり通過。
おそらく日本国籍だからであろう。入国カードなんかチラリともせず、パスポートもちらっと見ただけで印紙をペタっと貼ってハンコ押して終わり。こんなに雑で大丈夫なの?と心配になるくらい呆気なく終わった。
なので、これからエジプトに行こうという人は心配しなくていいです。25ドルだけ握りしめて行きましょう笑
その後、両替所で1万円ほど両替。エジプトポンドを手に入れた。
入国は呆気ないくらい簡単だったのだが、ここからが難関。というよりウザい。
ウザい国No.1に君臨するエジプトだが、これは本当。
荷物受け取りエリアから出た途端に客引きがウザい。
まずはsimカードを購入と思ったので客引きを無視してsim売り場へ。
タイとかと同じようにスマホを預ければ全部設定して渡してくれる。
この時にsim会社からの通知が英語で届くように設定してもらおう。私はそれを忘れてたので以降の通知が全てアラビア語で全く分からなかったので多少困った。
で、空港を出てカイロ市街のホテルまで行くのだが、Uberを使ってもいいのだが、simを購入すると電話番号も変わるし、登録し直すのも面倒臭いのでそこらのタクシーのおっさんと交渉開始。
距離的に200ポンドくらいなら良しとしよう、ということでその辺りを目処にしてしばらく交渉。
だが、本当に面倒臭いし、早く休みたかったので、カイロ市内まで300ポンドというメニューを持ったおっさんで決定。
で、まずカイロに来て最初にびっくりするのは車がボロいことだろう。
タクシーもボロい。というか本当に大丈夫なの?というくらいそこらじゅう凹んだり傷があったりドアミラーが吹き飛んでたりする。ライトやウィンカーなども破損していたりで日本なら100%警察に止められるような車ばかりだ。
そんなタクシーに乗ってカイロ新市街のホテルへ。
ぼられることもなく無事に着いたが、止まると運転手が、「300ポンドだと俺の取り分がないからチップをくれ」と。
まあいいか、と思って50ポンドを渡して終了。エジプト最初のチップ攻撃は少しのダメージで澄んだ笑
これから毎日がストレスのエジプトが始まる。
次回はエジプト カイロ 滞在編