☆アドマイヤグルーヴを徹底解剖☆

【2005年12月19日更新】
父:サンデーサイレンス
母:エアグルーヴ
母父:トニービン

□ぷちポイント□
・2005年12月18日の阪神牝馬ステークスで引退し繁殖入り
・この馬の好走条件は馬体重で462~464kgだと最後良い伸びを見せてくれる。
・馬体重が470kg以上の場合はどんなに調子が良くても買ってはいけない馬。
・雨が全然ダメで少しでも降ると力を発揮できない。
・牝馬同士だとどんなペースでも折り合いは付き抜群の強さを見せる
・上がり33秒の決着になると少しモタれてしまう。
・2004年度がこの馬のピーク

▼距離適性▼
・1800~2400m。
・ベスト距離は2200~2400m。

▼馬場適性▼
・雨は苦手でパンパンの良馬場タイプ。
・パワータイプではないので芝向きの馬。
・ある程度流れが速くなるような馬場歓迎だけど前が止まらないような高速馬場は時計に対応出来ないため苦手とする。

▼成長タイプ▼
・普通。

▼馬体重▼
・458kg~466kg
・ベスト体重は464kg。

▼脚質タイプ▼
・スタートが悪かったり差す競馬を覚えさせたので差し馬のイメージがあるけど本来は好位で競馬をする馬。
・前にいようと後ろにいようと上がり34秒台の脚は確実に使ってくれる馬。

▼上がり3F▼
・最速は天皇賞秋で使った33.3秒。
・新馬時からの全レースの平均上がり値は34.4秒。(良馬場のみ)
・勝負根性があるので直線馬体を合わせる形になると強い。
・坂は得意じゃない。



●レース後のコメント●

阪神牝馬S (G2-1着):晴-良 1600m-35.0 2番目
今日が最後だったので悔いの残らないレースをと思っていました。とりあえず良い結果が残せてホッとしているのと同時に馬にお疲れ様という気持ちで一杯です。マイルに関してはこの距離が適距離なのかと勘違いさせられるほどの走りをしてくれた。

エリザベス女王杯 (G1-3着):曇-良 2200m-33.9 4番目
スタートはスムーズだったけど1角で一気にゴチャ付いて窮屈な体勢になってしまった。それでも道中は良い位置で競馬が出来たし最終コーナーでの手応えでは差しきれると思ったんだけどね。もう少し道中の流れが速ければ良かったんだけどこうも遅いと差しきるのは難しいね。でも上がりの速い競馬にもまだまだ地力がある所を見せられたね。

天皇賞秋 (G1-17着):晴-良 2000m-33.3 11番目
中間の調教も当日の気配も抜群でした。最後の脚もよく使っていると思うけど、この流れでしたからね…。ペースが遅いのは分かっていたので途中で動きたかったんだけど、枠順が外だったので途中でマクッると外々で距離損をしてしまう事になるから行く事も出来なくてなんだか悪循環のレースでした。

宝塚記念 (G1-8着):晴-良 2200m-36.5 7番目
近走の中では一番折り合いは付いたんじゃないかな。理想的な競馬が出来たとおもうけど追ってから伸びてくれなかったね。う~ん…。

金鯱賞 (G2-4着):晴-良 2000m-33.8 2番目
最終コーナーで勢いが付き過ぎて変な所で掛かってしまった。それが影響したのか外に膨れてしまった。それでもジワジワ伸びてくれていたんだけど、去年と同じ所で止まってしまった。段々と良い感じに戻ってきているのは感じますよ。

天皇賞(春) (G1-11着):小雨-良 3200m-35.2 11番目
折り合いさえなんとかなれば勝負になると思っていた。だけど雨も降っていたし道中掛かってしまった。今日の事は忘れて次に期待です。

大阪杯 (G2-4着):晴-良 2000m-34.7 3番目
今日は他馬との接触もあったし直線向いても頭が高くて弾ける感じがなかった。それでも一瞬だけイイ脚を使ってくれたし馬体も太かったしね、次に繋がる競馬出来たと思うよ。この馬はいつも休み明けはこんな感じだから次は変わると思う。

エリザベス女王杯 (G1-1着):曇-良 2200m-33.8 5番目
馬体もキープ出来てたし状態は良かったですよ。競馬自体もスムーズに折り合いは付いたよ。この馬のベストはもう少し速い流れだけど、牝馬同士ならこういう所は問題ないね。折り合いさえキチンと付けばこの馬の末脚はさすがの物だし強い競馬が出来る。

天皇賞(秋) (G1-3着):曇-稍 2000m-34.9 5番目
いい競馬をしましたね。一瞬勝ったと思ったぐらいだもの。今日が良馬場だったらね…。

京都大賞典 (G2-4着):晴-良 2400m-34.6 3番目
状態は良かったですよ。でも伸びませんでしたね…。斤量は問題なかったしよく分からない敗因です…。

マーメイドS (G3-1着):晴-良 2000m-34.3 最速
前半は多少なりと行きたがる面を見せたけどいつあんな感じだしすぐに折り合いは付くからね。3角~4角にかけては抑えるのに苦労するぐらいの手応えでGOサインを出してからはここでは力が違うとばかりに瞬発力の差を見せ付けましたね。馬場が良くて牝馬どうしならまず負けませんよ。この勝利をキッカケに流れに乗ってもらいたいね。

金鯱賞 (G2-5着):晴-良 2000m-35.1 2番目
イイ感じでレースを運べました。最終コーナーを回ったときは手応え的に勝てるかなと思ったけど最後は止まるような感じになりました。まだ本調子に戻っていないのかもしれないね。

大阪杯 (G2-7着):曇-稍 2000m-35.5 6番目
落ち着きもあったし折り合いも良かったし理想的な競馬は出来たと思う。でもなぜか伸びなかったね…。この馬場が影響したのかどうかはわからないけど、この大敗だからね…。

エリザベス女王杯 (G1-1着):晴-良 2200m-34.8 2番目
やっと勝てました…。前走より落ち着きがあったし道中もほんと良い感じで追走できたよ。着差は僅かだったけど直線向いた段階で今日は負ける気がしなかった。まだ3歳牝馬でこのレースを制するのだから凄い馬だね。

秋華賞 (G1-2着):晴-良 2000m-34.8 最速
初めてスムーズにスタートを切ってくれたね。道中もスムーズで直線向いてからの手応えはいつでも差し切れる物だったんだけど…なぜか弾けてくれなかった…。確かにイレコミはあったけどそれは影響はないと思うが…。

ローズS (G2-1着):曇-良 2000m-34.5 最速
春と比べるとレース前のイレコミが随分と楽になったね。ゲートの出もスムーズになってるし、1頭大逃げをしたけど、こういう展開でも折り合いはスムーズでした。今日は直線向いた段階で勝利を確信しました。

オークス (G1-7着):晴-良 2400m-33.7 3番目
今日もまた出遅れてしまった…。テンションが高かったけど輪乗りの段階で落ち着いてきたからイケルかなって思ったけど、ゲートに入ってからパニックになったみたい…。そして2角まで掛かりっぱなしで…それでいてあのスローだからね…。いかにレースで素直になれるかが今後この馬の課題です。

桜花賞 (G1-3着):晴-良 1600-34.5 最速
タイミングが悪い時にスタートを切られて出遅れてしまった。道中は慌てずそのまま流れに乗ったのでスムーズに運べたけどあの出遅れは致命的だったね。それでもG1の舞台で最後イイ脚使って差を詰めたのだから改めてこの馬の能力を感じさせられました。

若葉S (OP-1着):曇-良 2000m-34.0 2番目
流れが遅いから自然と好位置に付けれたよ。道中は折り合いもスムーズに進めました。最後は際どい勝負になったけど、まだ3戦目でしかも休み明けだったからね。体調自体は張りや毛艶などまだまだで決して体調は良くはなかった。これで勝つのだから秘めた能力は相当なものです。これからが楽しみです。

エリカ賞 (500-1着):小雨-良 2000m-37.7 最速
レース前のイレコミがけっこうな物だったから心配してたけど血統的にこういう面もあると思っていたよ。実際にレースに行ったら落ち着いて問題はなかった。最後抜け出してからはソラを使って物見をしてたよ。まだ追ってからの余裕はあったしかなりの能力を秘めている馬だね。

新馬戦 (1着):晴-良 1800m-33.9 最速
この遅い流れでも折り合いはスムーズについたよ。追い出してからは少し内にモタれてり道中少し物見する仕草があったけどこれは馬体が太かったせいかな。それにしてもセンスある走りをしますね。良い背中してますよ。


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