☆キングストレイルを徹底解剖☆

【2005年11月1日更新】
父:サンデーサイレンス
母:サンタフェトレイル
母父:ノーザンテースト

□ぷちポイント□
デビュー当初より話題になっていたお馬さん。さらに拍車をするように新馬戦でホワイト騎手が絶賛した事によって一躍クラシックの有力候補にあがった素質馬。気性難もあって連勝街道を歩んではいないけど、どんな競馬でも崩れない強みも持つ。京王杯以降骨折によって長期離脱をしたけどセントライト記念では見事に素質馬復活を果たす。


▼距離適性▼
・1600~2400m。
・1800~2000m辺りがベスト。

▼馬場適性▼
・時計勝負は苦手でパワーのいる馬場での勝負の方が得意。
・雨はある程度克服可能。

▼成長タイプ▼
・普通。
・本格化は2006年辺り。

▼馬体重▼
・484kg~494kg
・490kgぐらいがベスト体重。

▼脚質タイプ▼
・平均的なスピードを持っているのでやや速め流れを好位追走する形が一番。
・馬群を縫うように捌いて差す競馬は苦手なので、どういう形であれ外目に持ち出す形で力を発揮出来る。

▼上がり3F▼
・最速は天皇賞秋で使った32.7秒
・新馬時からの全レースの平均上がり値は34.5秒。(良馬場のみ)
・切れる瞬発力はもっていないので34秒台前半以上の上がり勝負だと鞍上が感じている手応え程伸びない。
・勝負根性があるので並んでからの叩き合いには強く、渋くグイグイ伸びて長く良い脚を使うタイプ。



●レース後のコメント●

天皇賞秋 (G1-16着):晴-良 2000m-32.7 2番目
。スタートで躓いて前に行けなかった。いい馬だったけど最後まであの躓きでレースに参加出来なかった感じですね。

セントライト記念 (G2-1着):晴-良 2000m-34.6 2番目
最終コーナー手前で反応が鈍くて手が動いた時は久々の分ちょっと苦しいのかなと思ったけど、馬場の外目に出すとイイ感じで盛り返してくれました。今日は前みたいにレース中かかるような所もなくてスムーズな競馬が出来た。正直距離に対して不安はあったけど、こなしてくれたのは今後のローテーションを考えると大きいね。

京王杯2歳S G2-2着):曇-良 1400m-34.6 2番目
今日はパドックで落ち着いていたね。だけどレースでは向正面で少し行きたがってその分最後伸び切れなかったかな。気性面で掛かる面があるのでもう少し流れが速い方がこの馬には合うね。

いちょうS (OP-3着):曇-良 1600m-34.3 2番目
道中の手応えも良く直線向いた時でも十分過ぎる程の手応えで追い出しを待つ余裕があったよ。なのにイザ追い出したら中々反応してくれなくてスーと速くなった時に反応しきれなかった。まだ体がシッカリしていないというか自分の才能に体が追いついてなくて使いきれてない感じだね。

クローバー賞 (OP-2着):晴-良 1500m-35.3 6番目
2戦目と言う事で大分絞れてきたけどまだ少し太いし気性的に幼い面があるね。もっと集中して走る事が出来ればいいんだけど…だけどそんな状態で外を回ってハナ差まで走るのだから素質はイイモノ持っているよ。

新馬戦 (1着):晴-良 1800m-35.9 最速
いい走り方をする馬だね。3角から自らハミを取るし、デビュー戦なのに重心をグッと下げて走っているし、本番なのに調教で乗っているような感じだよ。素晴らしいセンスの持ち主。こういう馬には滅多に出会える事はありません。将来性は十分だし、本当にしびれさせてくれる馬だよ。


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