人生の転機って、良いことも嫌なことも向き合ってこそだな、と。
この3か月ほどで、ものすごく色々あって、
めまぐるしく感情も動いて、身体にも負担かけちゃったりして、
それでも日常はここにあるわけで。
周りや仲間の支えで、なんとか生命線を繋いでいたというか、そんな日々でした。
私自身と向き合うことができたというか。
弱い私を支えてくれるのは、周りのおかげ。
強すぎる自我を中和してくれるのも周りのおかげ。
と、同時に、私自身の芯の強さも自覚を持てた
より一層、自分のことを愛せるようになったというか。
友人たちには感謝しかありません。
友達いっぱい。ありがとう。
いつも支えてくれるのは友人だけではなく、後輩や生徒、そして恩師たちのお陰でもあるわけで、、、
その、恩師の1人である方が、先週お亡くなりになりました。癌だったそうで。。。
音楽の専門学校時代から、私が関東にでてきてからもお世話になった方。
森さん、、
森先生、、、
18歳の、今よりも超絶ガンコで扱いづらかったであろう私に、最初から優しく愛を持って接し続けてくれた人。もちろん、最後まで。
私がボーカル講師をやる上で、生徒さんへの接し方とか、森さんが指針になってるんだよなぁ。
上から「こうしろ!」とか言われるのがどーしても私は嫌で、こだわりとか、そういうのを否定されてきたこともあるけど、
森さんは、違うんだよなぁ〜
「あないちゃんはさ、どうしてそれが良いとおもったの?」
「あないちゃんがそれで良いと思ってるんだったら、それでいいんじゃない?」
「まぁ〜やるだけやってみやあ〜」
その選択肢が例え微妙な選択だったとしても、よほどのことがない限りは常に味方をしてくれたな。
それでも私が間違ってることをした時は、忠告してくれたり、穏やかに諭してくれたっけな。
歌だけでなくドラムもベースもギターも作詞作曲もいろーんなことがやりたい!ってなって、何もかも中途半端になりかけたとき、
「色々チャレンジするのは良いこと。でも、"何のためにそれをやるのか?"ってのをちゃんと理解しておかないと、ダメだよ」
その言葉がドーンと刺さったんだ。
(ま、森さんはぜーんぜん覚えてなかったけどw)
専門卒業してからはなかなかお会いするタイミングもなく、
そのまま私は26歳で演技を学ぶためにと上京して。
そしたらなんと森さんは東京でライブのできるレストランの店長をやっていて、、、!
すぐ再会して、そこからトントン拍子で色んな繋がりができ、名古屋出身のメンバーで『デラトリオ』(後に、メンバー増えてデラクインテットになった)っていうユニットを組んだ。
2014年だって!!9年前!?ひゃー!
まさか森さんとステージで一緒に歌ったりできる日がくるなんで、出会った頃は想像もせんかったわ。
ユニットのリハ時は、 だいたい練習そっちのけでみんなで世間話して爆笑しまくっちゃって、全然練習できなかったりw
リハ日程決める時、グダる時間も含めて設定していったりしてw
私のソロ活動でも、対バンしたりして。
↓
あとはよく一緒にワイン飲んだりしたなぁ
へべれけに酔っ払った森さんが早々に爆睡したりw
酔うとめちゃくちゃテキトーになるw
そして結構おドジさんでw
(『あないちゃんには言われたくない( ー̀_ー́ )』て言われそw)
メンバーの誕生日のサプライズ企画しようとした時に、誤って主役もいるグループLINEに内容送っちゃったりとかしてwww
はぁ、、、
なんだか想い出を言えばキリがないや。
いつも突然どっかにいっちゃう。
「京都の方に引っ越すんだわ!」とか、「実は名古屋に戻っててさー!」とか。
名古屋でも音楽やりながらライブバーの店長やってるの知ってたから、今年地元帰ったら、年始とかに会いたいなーっておもってて。
ちょうど今月頭に、LINEしたところだったんだよね。近況報告をよくしてたからさ。
そしたらいつもとなんか様子ちがってて。
「またゆっくり後で返事するね!」って。
忙しいんかな?って思ってた。
そしたらその1週間後に、天国にいっちゃった。
また突然じゃん。。。
その訃報を聞いた2日後に私の引越しが迫ってたから、ただただ戸惑うことしかできんかった。
とりあえずお通夜にいけるという同期の友人に、
「こらぁぁぁぉもりさぁぁぁぁぁぁぁん
なんでやぁぁぁぁぁ!!!」
て、伝えてもらうように頼んだ。
悲しみ超えて怒ってるよ、て伝えたらしいw
こうして自分の引越しが終わった今、ようやく想い出に浸れています。
懐かしい画像や動画が沁みるけど、、、
森さん、あなたの精神や想いが、私という人間を通じて周りの誰かに伝えられるよう、日々精進していきますわ。
今はきっと遠いところにいっちゃっただろうから、こっちで森さんのおドジ特集を思い出して、みんなで爆笑しときますね
今日は森さんのために、赤ワインを少しだけ頂きます。
森さん、本当にありがとうございました
明日からまた、がんばろう。