ラスベガスに遊びに行ったら

ついで観光として人気があるのが

グランドキャニオンに行くツアーですよね。

 

キラキラのラスベガスとは真逆の場所に行って

大自然を感じるーてのが売りになってて

日本の旅行代理店がやってるツアーも

いっぱいあるみたいなんですよね。

 

 

まぁ今回、今年の会社の研修旅行で

ラスベガスに行く事が決まってから

いろいろリサーチしてみて・・・

確かにグランドキャニオンに行くのは

一般的な観光ルートではあるのは分かって

それでも良いかなとちょっと思ったんですけど・・・

 

なんせへそ曲がりなもんでw

普通の事はやりたくないチュー

 

で、無難な事やりたくない精神で

探し当てたのが

Wild West Horseback Adventure 馬ハート

 

 

今回やらせてもらったSunset Dinner Rideは

Canionに沈む夕日を眺めながら

砂漠の中を誘導してもらいながら乗馬できて

その後は同じ施設が経営してるレストランで

ディナーを食べれるっていうプラン。

 

 

現地アメリカ人が経営している場所なので

最初から最後まで英語だという利点と

宿泊しているホテルまで車で

迎えに来てもらえるという事だったので・・・

即決でしたラブハート音符

 

 

決められたスペースをぐるぐる回る乗馬でしょ?

と思ったら大間違いで・・・

実際に砂漠の中をプロのカウボーイさん達と

一緒に進んで行くから西部劇の疑似体験に近い。グラサン

 

 

実は、全てに感動しすぎて

あっという間にこの日一日が終わっちゃったてのもあって

生徒さんにもこのプランを選んだ

本当の理由を伝えられなかったんですよね。

 

 

本当の理由てのは

みんなに自分の小ささを感じて欲しかったから。

 

これは意地悪とかじゃなくてw

 

 

私はこの大きな地球の中の

ほんの小さな存在に過ぎないんだって

心の底から感じる瞬間て

日本っていう小さい島国に住んでいると

あまりないんですよね。多分・・・

 

 

大学の2年〜4年生までMissouri州に住んでたんですけど

ど田舎にある小さな街にある大学だったので

最寄りの空港まで車で3時間

ショッピングモールまで車で1時間かかるような

本当に不便なところ。

 

東京で生まれ育った私にとっては

最初は田舎暮らしが苦痛でしょうがなくてw

 

 

(大学卒業してニューヨークに引っ越して

あーホッとしたニコニコって心の底から思いましたからねw

雑踏の中に住んでいる方が落ち着くんですね。)

 

 

 

Missouriの田舎暮らしにやっと慣れて来た頃に

リハーサルの合間に友達何人かが

住んでた寮から30分くらいの頃にある

丘の上に連れて行ってくれて・・・

 

 

まだ太陽が沈みきっていないのに

満点の星空が見えて。

訳が分からないくらい流れ星が流れてて。

 

 

大事な舞台のリハーサルがその夜あったのに

みんなでそのままサボって

ずーっと星空眺めてしゃべってたんですよね。

 

 

友達みんなは当たり前みたいに

空を眺めてたけど

星があんまり見えない東京で育った私には

なんか恐ろしく異次元な体験で。

 

 

そのときに

私が今悩んでる事とか心配してる事って

ほんとどうでも良い事だな〜って感じて

全部どうでも良くなったと同時に

私はとても小さい存在で大してなにも出来ないけど

この小さい私ができる最大限の事って

何だろうって考えたんですよね。

 

 

たった数時間の事なのに

次の日から全く違う世界観で

いろんな事を考えられるようになって。

 

 

一瞬の出来事なのに

たったの一日なのに

私を大きく変えてくれた瞬間。

 

 

 

今回のこの乗馬のプランも

せっかくアメリカに行く旅行だから

私が体験したような事を

どこかで体験してもらえたら良いなと思って。

 

 

こういう事って貴重な体験。

 

 

珍しい事をやったから貴重

日本人ガイドがいなかったから貴重

英語を話したから貴重

じゃなくて。

 

 

これの何が貴重かって・・・・

 

 

自分の小ささを感じさせてくれる場所に行くと

その時の自分にしか感じられない事を感じてるだけなのに

明日の自分を大きく変えられるパワーとチャンスをもらえるから。

 

 

だから貴重。

 

 

何を感じるかは人それぞれだけど

一緒に行ったみんなにも

何か感じてもらえてたなら

I think I have done my job right. チュー

 

 

 

Hana