以前、ブログで書いたアルバイトのオッさん(自分が大物に見えるように、ホラを吹く性癖を持っている)ですが、最近、武勇伝を創りました。
ATMから大金をおろした女性が強盗(?)に、襲われているところを救出したそうなのです! 普段、大嘘をつくオッさんですが、これに関しては実話。
主任の話によると、女性の悲鳴が聞こえたところを駆けつけ、ホウキでバシバシ叩いたら強盗は逃げ出し、捕まえたのは別の人らしいのですが、本人が語るには違ってました。
「あれね。強盗ね。ちょっと、そこ立ってみな。そう、もうちょっと右。強盗がね、ナイフを突き出してきたところをよ、オレがすかさず身をひねり、裏券を二発叩き込んでやったのよ。そこでこう腕をひねってよ。強盗は悲鳴をあげてよ。折ろうか迷ったんだけどよ。、そのまま警察呼んでもらったんだ! まぁ、喧嘩ならまかせとけってんだ。昔から慣れてるからよ」
ずいぶんと主任の報告とは異なりますが、いちおう警察から感謝状が出たらしいのでよしとしましょう。たぶん、この話、本人は死ぬまで自慢し続けるんだろうなぁ…なまじっか実話の部分があるだけに、なんか腹立つ。
世間はお盆休み。
金、土、日と連休をとったのですが、田舎には帰らず、上京してきた友人を観光案内してました。
そして昨日、地方から上京してきた人は確実に行くであろう秋葉原を案内してきましたよ。
駅に降りるといきなり人だかりが…もしかしてコスプレイヤーでも写真を撮られてるのか? と、思うものの何だか殺伐とした雰囲気。人だかりの真ん中で怒鳴り叫ぶ声。そして怒れるオタクはパトカーに乗せられていきました。そんな風景に友人は唖然。
「恐ろしいところや。秋葉原は恐ろしいところやで」
秋葉原の第一印象は最悪でした。
ちなみにその献血ルーム前のファン暴動は朝のニュースやネットで見ました。普段はあまりイベントで逮捕者は出ないらしく、友人はすごいクジを引き当てた感じがします。

まずはいきなり、地下から六階まですべての階層にオカズが置いてある、ラムタラメディアワールド秋葉に突入。
コスプレイヤーや低年齢層のCDR写真集に度肝をぬかれる友人。
「日本は法治国家なのか? なんだ、このカオスなビルは?」
と言いつつも、上の階に上っていきます。
「福島くんよ、こんだけ数多いと選ぶ気力が削がれるわ…」
そして友人はなぜだか宮沢りえ(サンタフェ前)のバスタオルを買っていきました。他にもデビュー直後の高橋由美子とかがありました。

パチンコ屋で排便をし、駅前に戻るとメイドさんが秋葉原の地図を売ってました。
友人を案内するには地図が不可欠だ。すかさず地図を買いに行くと「どこか行きたい場所とかはおありですか?」と質問をされる。
うむぅ~、本人を目の前にして言いにくいが、これも友人のため
「えっと、メイド喫茶とか…」
「例えばどんなメイド喫茶をご要望でしょうか?」
友人の顔を見る。友人はおおいに動揺している。オレは友人の要望に応えようとした。やつが望んでそうなこと、それは…

「んと、耳かきとかしてくれるとこ…」

恥ずかしかった。
そして、地図を受け取り、オレたちはまた冒険を再開するのであった。

気が向いたら次回に続く。
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友人の家に遊びに行ったら、たまたまやってて立ち寄りました。
なんか地元の祭りだとヤンキー率の高さに居心地の悪さを感じるのですが、阿佐ヶ谷のこれは色んな人たちが歩いていて居心地よかったです。
以前にブログに書いた、バイトを休む時に「同じアパートの隣人が首を吊ったため、警察に呼ばれたので休ませてもらいます」と理由をつけたオッさんの話なんですが、他にもいろんな話があります。
年下や後輩に対して、尊敬を得るために自分の嘘履歴をベラベラと語りたてる人はまわりにいないでしょうか? そんな人のことをメモリーメーカーと呼んでいます。
そして、そのオッさんはまさにメモリーメーカーなのです。
新しいバイトのZさんは、そのオッさんについて仕事を教わっていたのですが、休憩中に過去の栄光の数々が語られたそうです。
「オレはなぁ、昔、渋谷の方で女の子が80人くらい働いているクラブを経営していたことがあるんだよ!」
Zさんが「ずいぶん羽振りがよかったんじゃないですか? その頃は」と質問すると、オッさんは元気よくこう答えたそうです。
「おう! あの時は貯金が300万円くらいあったなぁ!」
……クラブ経営にしては少ししょぼいです。堅実なOLの貯金ですかよ。
他にもあります。
「オレはなぁ、昔、ソバを打ってたんだよ。オレの打ったソバはうめぇぞぉ! 天下一品って評判だったんだ!」
Zさんは聞きます。「凄いですねぇ! 何年やってたんですか?」「五年くらいかな、たしか」「なんで辞めたんですか?」するとオッさんは泣きそうなクシャ顔で
「なんかもうね。ソバ打つのやんなっちゃった!」
……たぶん、辞めた理由がアドリブで出なかったのでしょうね。
そして、その十分後くらいにZさんはオッさんに聞きました。
「ソバ職人って一人前になるのに時間かかるんじゃないですか? 一人前になるのにどれくらいかかるんですか?」
「う~ん、十年くらいかかるかなぁ」
……五年で辞めたって言ってたはずでわ? オッさん記憶力なさすぎです。

このようにメモリーメーカーの言うことはちぐはぐで穴だらけです。
オレにはわかりません。嘘ついてまでいいカッコしたところで、あとで真実の自分と比較して苦しくなるだけなのに。
知り合ったばかりの人にはオレは真逆の方法でアプローチします。自分のダメダメエピソードを語り、自虐的に笑いをとります。
しかし、これから十年、二十年と年を重ねていくと、過去を飾りたくなってくんでしょうか? ま。Zさんはオッさんの話を楽しんで聞いていたらしいから、結果としてはオーライとしときましょう。
いやぁ、あの頃はモノはなかったけど、なにより人情があった。いい時代だったよなぁ…そんな型にハマった感想を不覚にも思ってしまった! そもそも昭和三十年代の生活なんてオレ、知らんはずやのに!
リアルに再現された町並みはある意味ファンタジーです。
そして、これはなにより『家族萌え』の映画なのです。
二つの家族を中心に物語は描かれてます。
集団就職で東北から出てきた六子ちゃんと、鈴木オート一家の話。
身寄のない淳之介少年を、酒に酔った勢いで引き取ってしまう文学青年芥川の話。
血のつながりなんて、なんのその。本当の家族以上に家族らしくなってる二つの家に、オレはそこはかとなく萌えました。

最後、対照的なシーンがありました。

正月前に実家に帰るのを拒む六子にたいし(六子は手紙を書いても、母からは返事がないので厄介払いされたと思ってるのだ)鈴木オートのおかみさんが六子の母からきた手紙を六子に見せる(六子の母は、六子のことを心配してるけど、ホームシックになって辛くなるといけんので、手紙は六子には見せないでくださいと、おかみさんと手紙のやり取りをしている)
手紙を見せておかみさんは六子に言うのだ。「子供のことを気にかけない親なんていない!」と。
子供のことを愛してない親なんて…わりとそれだけ聞くと、そんなのは愛のある家庭だけで例外もあるやろ! と、鼻についてしまう台詞なんで、それだけやといい映画に思えなかったかもしれません。

そしてこの映画では例外も紹介しています。
じつは大富豪の愛人の子だった淳之介少年は、ひきとられていくわけですが、そこの父親がまた鼻~につく感じで「私の血をひく子供ならば、まぁ、モノにはなるかもしれんだろう」なんて執事に言ってるんです。そして芥川おじさんからクリスマスにもらった大事な万年筆を「一流の人間になるには、こんな三流品を持っていてはダメだ」と、それを捨ててしまうのです。
涙の別れをはたす二人。でも、最後には淳之介少年は芥川の元に戻ってくるのです。「なんで戻ってきたんだよ! 生活きついんだよ、こっちは! お前なんかアカの他人なんだからな!」
そう言いつつも、少年をガッシリと抱きしめている芥川(吉岡秀隆)の姿にオレは、うぐぅ~…となりました。
血のつながった家族なんて問題じゃないんです。そんなものがなくても家族のような関係を築けるんだとオレは思いました。

吉岡さんはプライベートではすぐに離婚してしまいましたが、芥川のように幸せな家族を築いてくれることを祈ってます(余計なお世話か…)
さっき、中学生日記見てたら凄い内容やった。
春休み中、野球部のエースがOBに部室で性暴力を受けてたというショッキングな内容でしたわ(-_-;)
しかも担任の黒川先生も学生時代に強姦された記憶がフラッシュバックしてたしなぁ…
性行為は双方ともに合意やないといかんよ合意やないと。
今日、同じアルバイトのオッさんが当日欠勤をし、代わりにその仕事を穴埋めする形となったのだが、オレは猛烈にムカついている。
人の仕事を穴埋めすることにたいしてムカついてるのか? ちがう。オレはそんなチンケな人間じゃあない。ムカつきはそのオッさんの休む理由にたいしてなのだ。

「アパートの隣の住人が首つり自殺をしまして、警察に事情聴取で呼ばれて仕事行けなくなったんです」
朝の六時過ぎ、仕事場の電話が鳴り、オッさんは早口でまくしたてたらしい。普段からなにを言ってるのかわからない人が電話だと余計にわからなくなります。イライラした主任は「とりあえず休むんだね!?」とそれだけ確認し、電話を切ったそうです。

さて、このオッさん、今までに「体調が悪い」という理由で休んだことがないのです。
休む日の朝、複雑な理由をベラベラと一方的にまくしたてるパターンが多いそうですが、ひどいのになると電話口で「Aの親戚ですぅ」と親戚を装うことがあったらしい(裏声なんかを使って、声色を変えてるのがバレバレらしい)
ぼくは思います。
たった一言。体調がすぐれないんです…で、ええやん。38℃あるんです。とかでええやん。
たとえ、仮病であったとしても、理由なんてそれでいいですやん。嘘か本当かなんて見舞いに行かない限りわからないんだから。
具合が悪くて休むというのはプライドが許さないんでしょうか? それとも昔、厳しい職場で「風邪ぐらいで休むなボケ!」とか怒鳴られてそれがトラウマになってるんでしょうか?
みなさんは仕事を休むときはどうしてますか? いちいち親戚を殺したりする人って実際どれくらいいるのでしょうかね?
日本、ブラジルに敗退しちゃいましたねぇ…

もっとも全然興味ありませんでしたけど。

よく、ニュースとかで「日本全国サッカー1色ですねぇ」なんてアナウンサーが言ってるのを聞いて「おいおいちょっと待てよ!」と気分になったものです。でも実際盛り上がってるのはほんの一部だったりするんですけどね(クリスマスのとき、一人で過ごすと少数派になったと思いがちですが、それと近い感覚やないでしょうか?)
しかし、なんでしょうかねぇ…ワールドカップが来るたびに熱狂的に日本を応援する人たちってのは…
友人のサッカーファンたちは「普段、サッカーを頻繁に見てる人は日本の試合なんて興味ないよ」なんて言ってます。あれだけたくさんチームがあったら、いくら自分の国だからといって弱いチームを応援せず、自分好みのチームを見つけて応援してみてもいいんじゃないでしょうか?

ちなみに友人のKくんは、前回のワールドカップの時にひきこもりをやっていて、その時ほとんどの試合を見て、大のサッカーファンになった人ですが、彼は凄いです。
今朝、四時に起きたにも関わらず、録画していた『イタリアVSチェコ戦』を見ていたらしいです(録画した試合は、すぐに見ないとどっかで試合の結果が耳に入ってしまうから。彼曰く「いくらサッカー好きとはいえ、結果のわかった試合を見るのは犯人のわかったミステリーみたいなものです」)
しかし、四時に起きたにも関わらず、日本×ブラジル戦のチャンネルに一度も変えなかったのは凄いです。思わずオレも「君は愛国心というものがないのか!?」などと、らしからぬツッコミをいれてしまいました。

どうでもいいですが、最近、中古で買った『侍』というゲームにハマってます。別にサムライブルーにちなんだわけではないですが、なんとなく。
名雪&あゆ

少し古いゲームやけどKanonってギャルゲーに最近ハマってました。
ジャンルはテキスト主体の恋愛アドベンチャー。1日に分岐が2回ほどで、ゲームというよりは小説に近いです。

5人のヒロインのうち、オレが気になったのは月宮あゆ。Aボーイのあいだでは『あゆ』と言えば『浜崎』ではなく『月宮』でしょう!声も堀江由衣です。
なぜかやたらと転んだりする(地面に顔面から)ドジで子供っぽいヒロイン。口癖は「うぐぅ~」主人公であるオレは意地悪を言ったりして何度も「うぐぅ~」って言わせます。萌えます。

子供の時に少しのあいだ暮らしていた雪の町。七年ぶりに帰ってきた町で、七年前に会っていた少女との再会。
物語は萌えを突き抜け、少女の重い過去に突入。少女の探し物を見つけだすオレ。そして少女の願いごとが…
「ボクのこと、忘れてください」

号泣

うわあああ~ん!!いくら悲しくなっても辛くなっても忘れるもんかぁ!!

どうですか、みなさん。31才の男を号泣させるシナリオのパワー!
2時間弱の映画だとこうは感情移入して泣いたりしません。だが、オレは月宮あゆとゲーム内時間で約三週間。現実内時間で十時間以上は会ってます(この手のゲームの1回目のプレイでは、フルボイスを再生する主義です)
オレはすっかりKanonワールドに取り込まれていた。
今いる現実に違和感を感じたことはないかい? そう、もしかしたらオレたちが現実と思っているこの世界が仮想現実で、Kanonの世界の方が現実かもしれない! そうであればいいな! いや、そうに違いない! ……そんなマトリックスじみた想念がオレの心の内で膨らんできた。
そのとき電話が鳴った!
もしかして、モーフィアスからか? 震える指でオレは電話をとった。
電話は恋人からだった。
「幸治くん。いま、なにしてるのかな?って思って」
オレは答えた。
「あぁ、長い夢を見ていたみたいなんだ…」
そう、オレは二次元から三次元に帰還を遂げたのだ。
「ありがとう。おかげで夢から覚めたよ」
彼女に礼を言いつつも、次の日、やることがなく、別の女の子の『沢渡真琴』のシナリオをスタートしているオレがいたのであった。

こんなオチでいいかな?
最近、昼寝した後に異常な頭痛に見舞われ、フラフラになりながら午後のバイトをこなすことが多かったのですが…。それにたいしてバイトの主任が興味深いことを言っていた。
免許更新で見る映像で、寝るときにイビキがひどくて呼吸が少なく熟睡できずに、起きてから頭痛がひどい病気が最近流行ってるらしく、その状態で運転して事故る人が増えてるみたい。
いつも隣で昼寝してる主任が「最近、福島君のイビキでかいよ」と言ってたのでドンピシャで当てはまります。病院行けばすぐに治る病気らしいので一安心ですが、病名をメモる暇なかったみたい。誰か病名知らないかなぁ?