1月27日《第7回あなご尽くしの会》のご報告

今年初めての《あなご尽くしの会》が1月27日に無事開催されました。今回の目玉は“お鍋”。もちろんお出汁はあなご。あなごの身だけではなく半助や肝も召し上がって頂きました。場所が工場の為、大変寒い中での開催となりましたが、より一層おいしくお召し上がり頂けたのではないでしょうか。

なお、2月の《あなご尽くしの会》は10日・24日の2回開催します。ご興味のある方は、ぜひ、電話、メールにてお問い合わせ下さい。

ほんの少しですが、開催の様子を動画でもご覧下さい。

※出席者が映りこんでいない映像ですが、お客様は周りにいます

第7回あなご尽くしの会動画①

第7回あなご尽くしの会動画②

第7回あなご尽くしの会動画③

美味しいあなごの決め手は？

あなごの美味しいもんは？

これを決めるのはやっぱり『あなご屋』です‼

と言いたいですが、

売れる食べ物はイメージ、ブランド、産地、パッケージ、デザイン等で

決まるから、そこを重要視しなさいとよく言われます。

あなごで何をやっても、結局は『産地どこや？』と言われて

終わりのパターンが多いので、試食販売でナンボ売れても

通常では売れてません。お店もお客様も見る視点がそこしかないので

努力しても、正直たいして報われません。

売れるあなごを目指すためには、視点を変えなければなりません。

百貨店であなごを売っていて、回転寿司でお寿司を食べていて、

あなご寿司の上にあるあなごの産地は誰も聞いてません。

それ以上に美味しいと言って食べています。

中国産のあなごを中国で加工しているものが大半であることも

知らずに、買ってるし、食べてはる。

こんなんでエエんかなと思うけど、お店の人はこのあなご

よう売れるんやと喜んでいる。

何かオカシイと思うけど、それでもエエみたいや・・・

だからまともにあなごを売らん方が変な労力いらんし、

こだわってエエあなご作らんとと気張っているのも滑稽に見える。

あなごの美味しいもんの決め手があなご屋であるという風に

言われる時代は来ないかもしれませんが、あなご屋のプライドは

捨てたくはないですね。

私は美味しいあなごをいつまでも食べたいと思っています。

そのためには、あなご屋を続けたいと思っています。

その中で、私と同じ気持ちの人が沢山集まってくれれば

有り難いです。

やっぱり美味しいあなごの決め手はあなご屋です‼

゛松井泉のあなご゛は売れる！！

あなごの状況が最悪だと最近ずっと言っておりますが、

その状況はいっこうに良くなりません‼

このままではあなご屋としてアカンと言う状況も全く変わりません‼

その中で昨日の販売において、一つの光として見えるものがありました。

昨日私は非常にテンションが低かったです。

お店として松井泉のあなごは積極的に販売されておらず、

私が販売に来るのが分かっていながら、

ただ国産としての他メーカーの焼あなごも置かれ、

あなご寿司においても熨斗紙のような安いあなごの箱寿司が売

られているようなお店です。

実際、そのお寿司も私の目の前で売れていきます。

お店の方に聞いても、このあなご寿司はよく売れてますと

笑顔で答えてくれました。

その状況下で、また販売の告知も無しで「さあ販売してください」

と言われてもなかなかテンションは上がりません。

それでも私はこれが最後のつもりで頑張りました。

お客様の反応は昔と比べてとても鈍かったです。

お客様の単価も低かったです。

それでも終わってみれば、あなごだけで結構の売上がありました。

その日の鮮魚の売上の10%以上があなごという状況でした。

松井泉のあなごの魅力はまだまだあるんだなと思いました。

お店にとってもやり方次第ではまだまだ使えるあなごのはずです。

国産でないと売れないとか、

高かったら売れないとか

一部のお客様のご要望があるのは分かりますが、

松井泉のあなごにはそんなモノを飛び越えたモノが

あります。

それが゛味゛です。

売れないのは伝わっていないからだと気づいて欲しいです。

これからもあなごの少ない状況は続きます。

これからは

松井泉のあなごを大事に販売してくれるお店、

松井泉のあなごを上手く活用してくれるお店、

松井泉のあなごを純粋に好きなお客様、

のために

あなごの提供、サービスの提供をしていきたいです。

昨日の販売から、テンションはまだ上がりませんが、

松井泉のあなごに明るい希望を感じるので、

またテンションを上げていきたいと思います‼