年金
新内閣が発表され、株価もいい塩梅に上昇している今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、世間では色々騒がれていますが、私は小泉さんは大好きです。
あそこまで慣習を無視できる人が、あの立場に立っていること自体、奇跡といってもいいでしょう。
まわりの人間はさぞかし気の休まらない日々を送っていることでしょう。
「自民党をぶっこわす」といって様々な改革を進めていますが、本当にぶっ壊している感がありますね。
ついでに年金でも既得権益をぶっ壊してください。
そう、一時話題になった「議員年金」のことです。
「年金の一元化」等の会話はされているみたいですが、こちらはどうなっていますか?
公的年金は、25年という長い期間払い続けなければ、年金がもらえませんし、1年でも欠けるとこれまで支払った自分の掛け金すら還元されません。
しかし、議員年金は、地方議会であれば12年、国会議員であれば10年という大変短い期間で、受給資格が得られます。
しかもその払い戻したるや・・・。
●議員年金
①年金の受給要件
議員に10年間以上在職
②保険料(納付金)
月額10万3干円に加え期末手当から約3万円
③年金の給付額
10年在職で年間412万円
※在職1年ごとに約8万2干円ずつ増額
④国庫負担率
3分の2
●国民年金
①年金の受給要件
被保険者期間25年以上
②保険料(納付金)
月額1万3,300円
③年金の給付額
40年支払いで年間79万7干円
④国庫負担率
3分の1
詳細はコチラ。
http://www.remus.dti.ne.jp/~laputa/nenkin/kokkai_giin_nekin_1.html
わかりますか?
「議員年金」がどんだけすばらしい投資案件か。
単純に支払いと払い戻しを考えてみましょうか。
10年分の議員年金保険料が「103000*12*10+300000=12660000」
40年分の国民年金保険料が「13300*12*40=6384000」
議員の払った保険料1266万円に対して、支払いが年間412万円。
約3年でモトがとれますな。
国民の払った保険料638万4千円に対して、支払いが年間79万7千円。
年金をもらって約8年は生きないとモトがとれませんね。
※しかも議員は、議員年金の他に国民年金にも加入できるそうな。
ムナクソ悪いけど、それぞれ10年もらい続けた結果を出すと・・。
議員年金4120万円の受け取り⇒払った保険料に対して約325%の払い戻し。
国民年金797万円の受け取り⇒払った保険料に対して約124%の払い戻し。
おわかりでしょうが、10年以上生きるとするとその差はさらに開くこととなる。
年金のお金が足りなくなるんだって?
即刻、この制度なくせや。
年金だって自己資金の投資と考えられます。
本当に国民のためになる年金なら、選択制にしても加入する人が増えて、なりたつでしょう?
いいプラン作って、選択制にしてください。
日の丸が運営して、長生きできれば絶対得する投資案件で、かつ強制なのに払わない人が多いって・・・現状の年金はオレンジ共済より信用ないんじゃないのかな。
「サラリーマンにがんばってもらうしかないでしょう」
・・・あんまりバカにするんじゃねえ。