資格試験日が近い。
焦りと不安に苛まれながら勉強を続けている。
俺の勉強法は過去問をひたすら解きながら
わからない箇所があったらひたすらノートに書く、というものだ。
ただもう書いている。
ただもう書いていると訳のわからないことが起きることがある。
今回の試験「火力発電所」という言葉が出てくる。
それをノートに書こうとすると火力の「火」を「カ」と書いてしまう。
「火力」の「力」の文字が頭に残っていて、さらに「か」という音に引きずられてカタカナの「カ」を書いてしまう。
ノートには「カ力」とどう読めばいいのかわからない文字が残っていることになる。
何度も「カ」と書いてしまう。何度もだ。
そのたびに「こんなことで試験に受かるのか」と自分にいら立ちながら消しゴムで消している。
試験日は近い。