緊急事態が発生したため、私はぷりちゃんの個人LINEへ初めてのメッセージを送った。
ここまでは、ぷりちゃんとは、個人LINEで直接のやり取りをしていなかった。
zoom面談で話した時、私と個人LINEでやり取りするのをあまりよく思ってなさそうだった。
だから、こちらからLINEするのは控えていたのだ。
ぷりちゃんへのLINEの内容。
「先日、zoomでお話しした時に、私と直接LINEをすることをあまりよく思っていらっしゃらなかったようなので、メッセージを送っても良いか悩んだのですが、困った状況になってしまったので、こちらにご連絡させていただきました。
そーそーくんからの真剣交際のお申し出をOKされたら、即、真剣交際に進むことになります。
他のプレ交際の方とは交際終了になり、一度もデートできていない方もいらっしゃるので、その方と交際終了する場合は、違約金を2万円いただくことになります。
そーそーくんの担当者には、次のデートで真剣交際のお申し出をして欲しいと伝えたので、そのデートまで彼とのデートをねじ込むことはできませんか?
初回デートなので、軽くお茶するだけでいいので、お仕事終わりにデートできませんか?
そうすれば、2万円は支払わなくてもよくなりますので。」
本当は、そーそーくんと真剣交際に進むなら、その彼と消化試合のようなデートをすべきではないと思っている。
もし、自分の会員さんがそのようなことをされたら腹が立つだろう。
本来なら、そうならないように、細かく注意点を伝えたり、スケジュール感を伝えるのだが、ブライダルサロン・サイコパス(私が働くブラック結婚相談所)では、BB(私が働く結婚相談所の社長。ビッグマウス・ボス。)にメッセージを確認して送らなければならず、自分が思うように会員さんへメッセージができないので難しいところだ。
それに、お相手がお見合い後に体調を崩し、担当者さえも連絡が取れなくなるなんて想定外!
プリちゃんとそーそーくんが急接近するなんて想定外!!
ファーストコールをいただけると言っていた日に連絡をくれなかったのは彼のほうだし、デートの約束ができなかったのは、彼のせいでもあると私も思った。
色々重なってこんなことになってしまった。
これで20000円の出費は痛すぎるし、ぷりちゃんも納得できないだろうと思う。
私はこれが最善の策だと思い、このようなLINEをぷりちゃんに送った。
しかし、ぷりちゃんからは怒りの返事が届いた。
つづく。