今朝の新聞の訃報欄の写真に目が止まった。
時代劇でよく見る俳優さん 福本清三氏。
いつも浪人や用心棒で斬られる役。
斬られ役だから いつもアッと言う間に主人公に斬られて さしたる大袈裟な演技もしないまま消えていくけれど 殺陣の技量は素晴らしいのだろうなという一瞬の演技を先日 ラスト・サムライで見た。
トム・クルーズと渡辺謙が競演した<ラスト・サムライ>のロケ地のひとつが 兵庫県の<圓教寺>であったことは印象に残っていた。
先月 法事で兵庫県に行った帰り 一人で寄ってみることにした。
天台宗の名刹で 西の比叡山と呼ばれるそうだが・・・
私は今までに見たどの寺よりも何かを感じるものがあった。
千年杉と呼ばれる古木のある山道を歩きながら きっとオットもここが気に入るに違いないと思えた。
私が見ているものはオットも見ている。
私が聞いている風の音はオットも聴いている。
そう感じるものがここには在る。
スタッフの皆さんが本当に親切でした。
道に迷って 時間がギリギリになり もう上がるのを止めようかと迷っていた時 それでも行くという3人組が来たので 思い切ってケーブルに乗った。
ケーブルで上がって 次は本堂までのマイクロバスに乗る。
帰りのバスは10分後が最終。 御朱印を頂く余裕もないかも知れない。
そう思っていた時 『大丈夫だよ。ここで働いているスタッフが降りるバスがあるから それに乗ればいいから。ゆっくり見ておいで』と。
おかげさまで千年杉の古道を歩く余裕まで出来たのです。
終う為に墨を薄めていた方も 墨を擦りなおして御朱印を書いてくれまし
た。
お寺の方々だけを残して 5時の最終ケーブルで皆は山を降ります。
お山はすぐに闇に沈み深い静寂に包まれました。
17時閉門と書いてあって不安の種だった駐車場も ケーブル駅の女性が『大丈夫ですから!』と言ってくれた通り 無事に出庫することが出来ました。
昨年は 比叡山・永平寺・圓教寺・・・と名刹を訪れる事が出来ました。
さて 今年は どんな出会いが待っているか 楽しみです。





