日も暮れた道を自転車で帰宅中、ひときわ明るくなにやら賑わう声が聞こえる神社があった。 イノシシを祭っている護王神社です。
ここは京都御所のすぐ西隣にあり、狛犬ではなく狛イノシシがシンボルで足腰に霊験あらたか・・・とか。
いずれにしても普段は静かな神社で 夜になれば御所と共に闇に沈んでいる一角。 それがこんなに賑々しいには何かある・・・このまま帰るなんてもったいない♪
自転車を止めて入ってみれば平安絵巻そのままの宮中神事<亥の子祭>の真っ最中。 衣冠で正装の神職と平安時代の宮中の女房姿の女性が<亥の子餅>をつく神事が終わったところで、これから行列を組んで御所に御餅を献上にいくという。
行列に加わるのは<陣羽織>と<提灯>を持っている人だけとアナウンスがあった。 その辺には沢山の人が陣羽織を着て提灯に灯をともし出発を待っている。 カメラマンやTVクルーも出発のタイミングを狙って 門の前に移動する。
内裏御用の高札の後ろに2本の高提灯。餅の入った唐櫃。女房達が並び後ろに陣羽織・提灯の一般が続く。太鼓の音と共にすぐ東の御所に向けて出発。
急に人が少なくなった境内で <今日だけ販売>と言う和菓子<亥の子餅>を見ていたら中の巫女さんが『お買い上げいただいたら陣羽織と提灯をお渡しします』
『(◎o◎) あの人たちは氏子じゃなくて御餅を買った人達だったの?!』
1分後、3個1000円の和菓子の入った紙袋を持って私は提灯行列の中に居た。しかも女房達のすぐ後ろ ^m^ こんな時間に御所に入れるなんて(*^^)v
真っ暗な御所を行列は提灯の灯りでしずしずと進み蛤御門から清所門を入って御所に入る。 周りは警備の警察で一杯。 行列に紛れて怪しいモノが御所に侵入しないか睨みをきかせている。
もっと奥まで行くのかと思ったが 入ってすぐの所で<献上の儀>は行われた。 そらからまた列を組んで神社まで戻り、今度は<なおらい>という餅つきが始まる。残っている参拝客にはお酒が振舞われる。 モチロンワタクシも一杯(●^o^●) つきたての御餅が配られる。ほんの一口サイズだが、これで健康が保たれるらしい。
追記:こういう所で群れるタイプとはいるもので<類は友を呼ぶ>とはまさにピッタリ。 ふと見ると 知り合いが立っている。『きゃ~♪』の次はハグハグ!それから紙コップの熱燗で乾杯♪ 彼女はボランティアガイドをしているので勉強のためにこういう処にはよく居る。
餅つきを見ながら彼女とお喋りしていたら携帯が♪
オットから・・・(^^ゞ 『何時に戻るの?』 スンマセン・・・もう八時ですね。