梨より葡萄より食べたいモノ | セーラの日記

セーラの日記

まっすぐ前を向いて 3匹の猫と共に

この時期になると<食べたいのに手に入らないある果物>が思い出されて悩ましい。  木を持っている人にとっては<どうってことない>果物だろう。

 

でも、周りを見回してもどこにも無いのだ。 それは<なつめ>の木。


 

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 子供の頃、庭に大きなナツメの木があった。

父がブランコを作ってくれた横に伸びた枝があった。

その木に登って、熟れたナツメを食べたものだ。

上の方の 陽がよく当っているところには ひときわ大きくて良い色に実った実があって、それが食べたくて仕方がなかった。

 

手の届かないその実が、台風が来ると大風で落ちてくる。

台風が過ぎた後の庭は ナツメや梨の実が落ちていて、子供には嬉しいおやつだった。

 

田舎の土地を売った時、二束三文の売値の大半を占めたのは、その大きなナツメの木の値段だった。 ナツメがここまで大きくなるのには長い時間が必要なのだそうだ。

山も土地も何にも惜しくは無かったが、ただ あのナツメの木だけは惜しかった。

 

どこかにナツメを譲ってくれる人は居ないものか・・・と思うが、どこにもそんな木が無い。 売っているのもドライばかりで、生のナツメはドコにも売っていない。

 

田舎のナツメの木を売った時、その子供を持ってきて、実家の庭に植えた。

しかし、その木に実がなるのは当分期待できない。

 

ネットで調べていると、台湾には<ナツメ狩>があるそうだ。

来年はナツメ狩りに台湾の田舎へ行こうかと本気で考えている。

それより、日本のどこかに無いものかなァ。ナツメ狩・・・・・・

 


 

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