こんにちは。

江南アルムダウンナラ皮膚科の皮膚科専門医

ニックネーム 【P2】の女医です目

 

ニキビ肌の方たちは余計に化粧をするようになります。


ニキビがこの程度になると、化粧をしないで外出するのは簡単じゃないですよね悲しい

デコボコ、赤々したニキビの痕跡を隠すために化粧をします
化粧品がニキビに良くないとは思いつつ、いざ外出しようとするとニキビを隠すための化粧品の使用が増え、これによりクレンジングも増えて肌に悪影響を及ぼすかもしれません....無気力

当院が報告したアンケート調査:539人の成人男女で、化粧品とニキビの関連についての結果によると...

お〜!グッド!

ニキビと化粧品との関連性に関するSCI論文です!

33.3%は色調化粧品がニキビに悪影響を及ぼすと回答
日焼け止めは13.8%、ヘア製品は9.5%でニキビに良くない影響を及ぼすことが分かったのです。


色調化粧品の使用によってニキビが悪化したと報告した患者の場合、ニキビ病変は頬(60.0%)に一番多く、おでこ(58.7%)、あご(54.4%)、あごのライン(41.1%)の順番で結果が出ましたびっくりマーク

また、日焼け止めがニキビの悪化と関連があると回答した患者たちは化学的な日焼け止めを使っていて、 物理的な日焼け止めを使っている患者はいませんでした。

その中でクリームタイプ(85.7%)が一番多く使われていて、ローションタイプ(12.5%)、サンスティック(1.8%)の順で使用されていました。

使用中の色調化粧品の数を比較すると、平均4.4個(4.4±2.54)と報告されました!
化粧品を使うことで現れるニキビに関する報告は1945年、フランスの皮膚科専門医のクジェロが頭にポマードを塗ることで、おでこと頬にニキビが発生した患者を報告したのが初めてでした。

以後1972年度に、KligmanとMillsは特定のメイクや化粧品の使用によって製品を塗った肌にニキビが現れるのを” Acne Cosmetica”という診断で初めて記述しました。
Kligmanは化粧品によって発生するニキビは、主に成人に現れて化粧品のヘビーユーザーがほとんどてしたニヤニヤ
炎症性ニキビよりは閉塞性コメドが見られると記述しました。

化粧品の特定の成分が毛穴を塞いでコメドを作ってしまうにも関わらず、化粧品を毎日、数ヶ月から数年間使い続けることでニキビができてしまいます泣くうさぎ

1970年代に化粧品使用後に発生したニキビが話題になり、

1980年代にはニキビを誘発する化粧品成分についての研究が行われました。

1982年、Current issueがニキビ誘発について記載したものから40年経った2024年。
現在でもニキビを誘発させる塗るものに対する話題が続いているのは、嬉しいやら悲しいやら、、、、。


「ウサギの耳うさぎ」を実験モデルとして使用し、化粧品及びその成分を評価したとき、ニキビ誘発物質にさらされた後、コメドができるニュージーランドのアルビノうさぎの耳を利用したし片方は化粧品の成分を2週間毎日耳に塗り、反対側の耳は対照群の役割で設計してから2週間後に耳の表面に毛包過角化症が生じたらニキビ誘発成分で判断しました!

「ウサギの耳」を実験モデルで発表されたニキビ誘発化粧品の成分は、ラノリン、脂肪酸、アルコール、ワックス、オイル、赤い染料が確認することができます。
そのうちアセチレートラノリンアルコール、イソプロピルイソステアレート、イソプロピルミリステート、ミリスティルミリステート、イソセチルアルコール、スルフェートホホバオイル、ココアバターなどは強力なニキビ誘発成分に分類され、赤い色合いでチークに使われるD&C Red染料も一部、ニキビを誘発する成分として報告されました。

以後、アメリカ皮膚科学会の招待シンポジウムではニキビ誘発化粧品に関する意見交換を行いました。
ヘアポマードのように強力なニキビ誘発成分も存在しますが、大多数のニキビ誘発化粧品は効果が誇張されて使われているだけで、実際の製品はニキビ誘発成分の濃度がしっかり減っているため、人からニキビを誘発するケースは実際多くないことを報告しました。

また「ウサギの耳」での実験と、人での結果は違うので人から有効な結果分析に対する意見も話し合われました....

FDAでは「non-comedogenic」成分に対する特別な基準を告示はしていません。
これは「non-comedogenic」成分だけで化粧品を作っても、様々な化学的、物理的組成により、「End-product」=完成品の状態では“Comedogenic”つまり、ニキビを誘発するからです泣くうさぎ

フォーミュラと混合比率、混合した各原料が混ざった時の反応は、実は予測しにくいです。
原料を製造するときの方法に差が出るかもしれないし、同じ化学的構造を持っているとしても、粘度で差が出ることがあるなど、様々な物理的な組成によって、完成品として作られた時には過角化を起こして毛穴を防ぐ、つまり、「comedogenic」化粧品になることもあるからです。

※去年3月のニキビ誘発化粧品関連講義した資料です


食品医薬品局が発表したニキビ誘発化粧品をテストする試験方法のガイドラインによると14〜40歳の青少年や大人の背中16㎠に製品を0.3mlずつ、4週間で12回塗って覆っておく方法を通してコメドの個数を測定して「non-comedogenic」という表記をできるようにしています。

現在、韓国国内製品に表記される“non-comedogenic”は完成品を人の背中で実験した結果なので参考にはなりますが、『絶対に発生しない』とは言えません。

また「comedogenic(コメドを誘発するとして)」知られている成分は、人ではなく「ウサギの耳」を実験モデルで発表された資料で、実際の製品を使うと異なる結果が見られる場合もあるため、これも『絶対に発生する』とは言えません....


では化粧品ごとにニキビが生じるのを予防する方法はあるのでしょうか?
一番良い方法は、化粧品を買うときに箱に表記されている全成分を見ることです。
最初は見慣れないですが、繰り返し読むことを意識してみると少しずつ慣れます。

慣れるまでは「non-comedogenic」、「オイルフリー」または「毛穴を塞がない」と、表示された製品を選ぶのも役に立ちます....
1日に2回、柔らかいクレンザーで洗顔し、汗をかくような活動の後はしっかり洗顔するのとニキビ予防に良いです。

寝る前に化粧を落とすときは、オイルフリーメイクリムーバーを使うのが必須です。
洗顔後、ベタベタしない保湿剤を使って肌をしっとりと保ち、なるべく顔を触らないことも必要です。

さらにニキビは伝染しないですが、ニキビを誘発するバクテリア、肌の角質、油汚れなどがメイクブラシ、アプリケーターに付着することがあるため、使用するメイクブラシとスポンジは週に一度は石鹸で洗浄して清潔に保つと良いですグッド!

化粧品によって生じたニキビの場合、該当化粧品の使用を中止してから6ヶ月以上経ってから閉鎖性コメドが改善していきます。
化粧品のヘビーユーザーではないか思い返して、化粧は軽く行うことが健康な肌を作る方法であることを記憶しておく必要があるでしょう。

 

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