自閉症スペクトラムの息子の話です。

 

暗い話です。

 

今回の内容をブログに書く勇気は出ず、他の内容を書いていましたが、あるブログが目に止まり、他にも同じような経験をしている方々がいることを知り、やっぱり書こうと思いました。



息子が2歳3ヶ月頃、派遣会社から仕事の紹介の電話がかかってきました。

自転車で20分、簡単な庶務業務。
まだ仕事を始めるには早いかな・・・
と思いつつ、良い職場かもと思い面談に行ってみました。

すると、

仕事の開始時間も好きな時間で決めていい、


子供の都合での遅刻早退欠勤は遠慮なく。

という好都合の職場ラブ
仕事自体は本当に簡単。むしろ暇!

面談は8月で、10月開始の仕事。

急いで保育園を探しました。

保育園が決まらないことには先方に返事もできない。

 

もちろん認可保育園は空いてなく、市の認証(認可外)も空いているのは一つだけ。

すぐに電話をしました。

ところが、
10月途中からの仕事開始なのに、
10月初めの説明会に来るようにと。

 

心配だったので、もっと早い日でなくて大丈夫かと再度電話をして聞いても「大丈夫」との返事。


それならとその日に行ったら、案の定4月入園用の説明会で、途中入園の私とは話がかみ合わない・・・

 

園長先生と直で話すと、間に合わないから2日後に全ての書類を持って来てくれとチーン


持って行ったら行ったで、先生の誰にも話が通っていない・・・
対応してくれた先生がその場で園長先生に電話をし、やっと書類を受け取ってもらえました。

不安、不安だ。
この園大丈夫かな…

そんな不安を抱きつつ、他に選択肢がないのでひとまず預けることに。



預けてからも、お迎え時に怒鳴る先生の声。

迎えに行くたびに誰かしら怒鳴られている。

 

入園後も園長先生の説明と担任の先生とで話が違う。

 

2歳の誕生日で上のクラスへあがり、3歳の誕生日で幼児クラスへ進級する。

 

「その方がたくさんの子を預かれるから」

 

と園長先生が公言してしまう。

 

などなど不安は募るばかり滝汗




そして、慣らし保育7日目で衝撃の言葉が…



「うちでは預かれません。」


2歳4ヶ月の息子は、上記の園の方針で2歳児クラス。

2歳児クラスは6人の児童に対して先生が1人つくのが国?の決まり。

 

12人のクラスなので、担任は2人。

息子に手がかかるので、1人の先生がつきっきりになってしまう。
そうすると残りの11人をもう一人の先生だけで対応するので、他の子の安全に関わる。

という理由でした。

 


園長先生からは、

「他の園も認可外はまず無理。

認可園でも民間では無理なので、【公立保育園】に申し込むように」
 

と言われました。
 

実はこの園長先生は、うちの市では認可外だけど、他の市では認可園を運営している。

なので、すっかりその言葉を信じてしまいました。

しかも、来週から仕事開始だという金曜日のお迎え時にそれを言われたので、慌てて市役所へ。

お迎え前には、「月曜日から宜しくお願いします」と職場に挨拶をしてきたところだったのに。

 

 

市の保育課からは、

 

「他に空きがないからどうしようもない」

 

「認証保育園は、親と園の契約なので、市ではタッチできない」

と全然相談にのってくれない。

「手がかかる」という説明だけでは埒があかないので、保育園に電話をして、
 

「市役所で取り合ってくれないので、預かってもらえない理由を詳しく書面で欲しい」

 

旨を伝えました。
 

その時に、「妹ちゃんはこのまま通いますか?」と聞かれたことにもビックリ。

手のかかる息子は切り捨てるのに、大人しい娘は預かりたいのか・・・

 

こんな不安な保育園に、娘を預けるなんて怖くて出来ないよガーン

もちろんお断りしました。



翌日保育園から書面を受け取り、
また市役所へ出向くと、
 

「こんな理由で退園???ポーン
 

と驚かれ、


「ああ、この園長先生か・・・
でも認可外なので、市役所では何もできない」と。

「公立保育園を希望するように言われた」

と伝えると、何かを察したのか、ようやく親身になってくれました。


さらにこの相談中に、親子教室の担当の保健師さんが

「どうしました?」

と来てくれ、事情を話すと、今までずっと希望してきていて、でもなかなか受けさせて貰えなかった

 

「発達検査」

 

の予約をしてくれました。

この話はまた後日書きたいと思います。
 

息子の発達障害を疑ってはいた。

けど、保育園の概要にも「障害児の受け入れ可」となっていたので、まさか追い出されるとは思わず…

 

それだけうちの子は他の子と違うのか…

 

考えれば考えるほど涙が出て止まりませんでした。

 

人様に迷惑をかけるほど酷い障害ということだよね…

この先、生活していけるのか…

 

息子と二人で死のうか…まで考えました

 

 

先の未来が見えず、不安の闇に陥りました。