Lockdown Level 3 (Day10) | ニュージーランドで、ぼちぼち生活

ニュージーランドで、ぼちぼち生活

笑う門には、福来る。(^o^)/

今朝は、給与補助の件でかかってきた電話に起こされた。
寝起きでも、シャキッと電話に出るようにしているが、
頭がついていかない。
何度も聞き返したぞ。シラー
 
クローバー   クローバー   クローバー
 
ロックダウンに入る前日。
何度か一緒に仕事をしたり、代理でカバーをしたことがある先生の娘さんが
この日、退院して家に帰ってくるという話を聞いた。
 
彼女の娘さんは14歳で、ガンの闘病中だというのは知っていた。
ロックダウンに入った週に、ありんこが仕事をしていた幼稚園に通っており、
今は資格を持っている母親は、この幼稚園で実習をした。
この先生が、病院に行くというのでカバーしたのが数回。
他の先生のカバーで働き、この先生といっしょに仕事をしたのが数回。
とっても話しやすい、やさしい感じの人だった。
 
この娘さん、どんな種類のガンだったのかは知らないが、
去年の暮れに、左足を切断した。
それで、命への危険はなくなるはずだった。
が、病院でできることはもうない、ということで退院。
ロックダウンに入ると、病院への出入りが難しくなるから
ということで、前日に自宅に戻ったという。
 
こういう状況でロックダウンに入る家族がいると思うと、
家に数週間籠るぐらい、どうってことないと思えた。
 
ありんこは、彼女の状況尋ねるほど親しくないから、
仕事に復帰してから、彼らと親しい先生たちにそれとなく…思っていた矢先、
4月末に息を引き取ったと聞いた。
 
ロックダウン中に付き、葬儀はごく身近な家族のみ。
そこで、バンに遺体を乗せて、この子が時間を過ごしたスーパー、
幼稚園、学校、教会などを廻ると友達やご近所に知らせると、
たくさんの人たちが見送ってくれたという。
 
今日は、その子の15回目の誕生日。
 
17歳の娘を持つ身として、家族の気持ちを考えると、胸が痛む。
午前中は、何もやる気が起きず、ただ、本当にただ、ぼ~んやりしていた。
 
10代の死。
以前書いていたブログを辞めるきっかけになってしまった、友達の息子さんの死。
彼は、ひき逃げにあい、現場に置き去りにされている間に息を引き取った。
16歳だった。
 
このニュースを聞いた後、ほぼ一か月、ただ、ひたすら寝た。
寝ても寝ても眠かった。
一日、最低10時間は寝ていた。
 
長い夏休み中で、ただ体がだるいのだろうと思っていたが、
仕事に戻ってから、会社のカウンセラーに
それは、鬱の症状だと言われた。
 
 
今日は、ぼんやりしたが、それほど沈みはしなかった。
ま、他に良いニュースが入ってきたというのもあっただろう。
 
そのことを思い出して、ぼ~っとしててはいかんっと、
庭に繰り出して、伸びすぎたハイビスカスの枝を剪定。
その後は、シャワーの掃除。
それから、ふと思い立って、またパン作り。パン
 
 

 

半分をバーガー用に、残りの半分は、適当に伸ばして、

間違って買ってしまったシナモンシュガーを、これまた適当にふりかけ、クルクル。

 

容器に入れるでもなく、そのまま。

 

 
 
まだ、少し重いが、まあまあの出来上がりだった。グッド!
 
今日のコロナ感染者、1人。