ひさびさに保守ブログ。小池百合子さん率いる希望の党に関して考察してみます。
発表されたばかりの公約と政策
■希望の党の公約
(1)消費税増税凍結
(2)議員定数・議員報酬の削減
(3)ポスト・アベノミクスの経済政策
(4)原発ゼロへ
(5)雇用・教育・福祉の充実
(6)ダイバーシティー社会の実現
(7)地域の活力と競争力の強化
(8)憲法改正
(9)危機管理の徹底
■「希望への道」しるべ 12のゼロ
(1)原発ゼロ
(2)隠ぺいゼロ
(3)企業団体献金ゼロ
(4)待機児童ゼロ
(5)受動喫煙ゼロ
(6)満員電車ゼロ
(7)ペット殺処分ゼロ
(8)フードロスゼロ
(9)ブラック企業ゼロ
(10)花粉症ゼロ
(11)移動困難者ゼロ
(12)電柱ゼロ
どっかのレスにありましたが
ただの願い事ですね
予算的、憲法や法律的に考慮しても実現性ゼロがほとんど。
さらに↑を見ても分かる通り「集団的自衛権と安保法容認」
「外国人の地方参政権付与に反対」という小池氏のスローガンだった保守的項目がありません。記者会見でその点をつかれると「これから進化するものが多々ある」らしいです。
ということでただのソフトな民進党になってしまいました。
要は2つに分かれただけ。
希望の党=民進党と位置づけされ、小池さんと希望の党はネット内では保守にもリベラルにも叩かれ始めています。
考察したいのは「希望の党」というよりは「小池さん」自身です。今回出馬は見合わせるようなのですが、なぜ希望の党を旗揚げし、こういったテキトーな公約を掲げ、選挙にマイナスな印象を与えるような行動をしているのか?
極論で言えば
A:表の言動に何かしら諸事情により嘘がある
B:何も考えていない。流れでこうなった。
のどっちかなんでしょうけど。
Aの場合。小池さんはどこかいつも含んでいるようで、その言動に何かしら裏があるのでは?と感じさせます。
例えばネットで囁かれている「実は与党と水面下で繋がっている」という陰謀説の可能性。
そうすると民進党のクリーニングに一役買ったということになりますね。7月までは自民党員だったわけですし、与党に対して将来的に何か見返りを条件とした取引だとすれば理解できます。選挙後自民党と政策ごとに連結するというのは可能性としては高いです。そうすると今の行動にも合点がいきます。
「党首を立てない、自らも出馬しない」この時点で自民に義理だてしてるようなイメージ。
個人的にはこっちのほうが可能性が高いような気がします。
ではBだった場合。
小池さんの能力はやたらとテレビに映る能力だけとも言われています。
たしかに環境大臣~防衛大臣と様々な大臣経験を持っていますが新たな政策や何かしら問題解決をした経緯はありません。つまり「肩書いっぱいで実績無し」です。
築地女将さん会などの声を聞いてると豊洲移転問題での対応対策は酷いもんですし、オリンピックもメディアが突然黙っちゃってますが問題がどんどん増えている状態。
このままだと都知事としては最終的に実績より汚名が残りそうな勢い。
つまり見た目の理知的なイメージはハッタリで実は肩書が大好きなだけの人という説。
そうすると都知事から初の女性首相へというぼんやりした野望への途中でおろおろしながら今を迎えているのではないかというコレまた合点がいく話。
小池さんがAだろうがBであろうが10月10日に公示を控えて「リベラルなのか保守なのか?党首は誰なのか?」すらまだ確定しない党というのはいただけません。
小選挙区は壊滅的でしょうから。比例でどこまで伸ばせるかある意味楽しみです。
あくまでイデオロギー云々ではなく客観的な意見ですが(自称保守なので)希望の党と比較すると共産党のほうが数倍も筋の通った大人の党に感じますw