手元にある時は
もう役割は終わったように思えて、
どれだけの本を売ったのか
定かではありません。
小さな漫画喫茶や
ものすごく小ぶりな図書館なんかが
ひょっとして出来たかも知れない。
(趣味に大きな偏りはあるけれど)
時を経てそれらを書店や古本屋で見つけ
再び冒頭を読んだ時
「ああこんな素敵な本を売ってしまった」
と思う時があります。
人とのご縁も
時を経て気付く色々があり、
全くわからぬままもあり、
もっと大切に出来たかも、
などと思った日々もありますが
まずは今を良しとして、
これからを大事にしたい。
皆さまの間にあるご縁が、
総じて長く暖かいものでありますように
それでは
良い夜をお過ごしください
(2024年 クルーズターミナル)