もういくつ寝るとお正月鏡餅



お正月が近づくと店頭に並ぶ

箸袋に入って

両端が細くなっている

ちょっと立派な使い捨ての祝箸





ご存知ですか?


あれは

来客用ではありません。



お正月に

ご家庭で使うための

お箸なのです。

もちろんお客様にお出ししてもOK




ハレの日の食卓なら

もっと高級な

塗りのお箸のほうが

相応しいんじゃないの?



と思いがちですが、


実は日本の箸文化では

使い捨てのものの方が

格が高い

とされています。



ハレの日やおもてなしには

清浄なものを使うという

考え方ですね。






祝箸のように

両端が細くなっているお箸のことを

両口箸と言います。

両細箸や利久箸、らんちゅう(卵中)

などとも言いますよ指差し



神人共食

と言って


箸先の片方は人間

もう片方は神様が使う


すなわち

神様と食事を共にする

という意味合いのある

とてもおめでたいお箸なのです。


ですので

お正月の他

五節句にも両口箸を使います。


お正月から人日の節句(七草)までは白柳

その他の節句は赤杉です。



お正月の祝箸は

1回で使い捨てるのではなく

松の内の間は

同じお箸を洗って使います。

乾かしてから箸袋に戻してね指差し




SDGsが叫ばれる今、

使い捨てのお箸なんてもってのほかむかっ

と決めつけずに



お祝いの席には祝箸

という

日本の文化とその心を知り

大切に守っていきたいものですニコニコ



ちなみに私は
両口箸は料理用の菜箸として
再利用しちゃってますグッド!
長過ぎず
滑らなくて使いやすいの




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