長男は時々、意味の分からない反抗をしました。
自分にいいことが起きようとするときに、
わざわざ逆らうのです。
外食しようと出かけると、
店の入り口まで来て突然振り向いて走り去ってしまう。
ほおっておくと
戻ってきてガラス戸の向こう側からこちらの様子をうかがっている。
とか、
友達の家族と食事に行っているときに、
注文して食べる寸前になって
テーブルの下にもぐって出てこない。
とか、
ほしがっていた高いおもちゃを買ってあげようとしているときに、
急にどうしても百円の水鉄砲が良いといいはる。
とか、
いとこや弟がポニーに乗って遊ぶときに、
一人だけ柵の外でじーーーと見ていて
こちらにおいでと言ってもこない。
とか、
数えるときりがありませんが、
私には、
自分が損をすることをわざとしているように見えて、
『なにすねているのよ』
と人並みない態度に
イライラしていました。
周りも、
「本当に扱いにくい子ね、弟君は預かってもいいけど、
お兄ちゃんはちょっと無理だわ」
と言われていました。
自分を自分でいじめてまでも、
母親(私)に訴えたかったことがあった
と気付いたのは、
心理学を始めてからでした。
彼が反抗期を迎えて、
『子どもの気持ちがわからない』
と悩み始めた私でしたが、
もうすでに、
彼が幼いころから、
私は子どもの気持ちがわかっていなかったわけです。
メッセージ
自らを不幸に追い込むことで、
親にわかってもらえない悲しみ苦しさを
訴えてくる場合がある。