誰に見せるでもない日記と、目標を定めず即日的に展開してみるストーリー
誰に見せるでもない日記と、目標を定めず即日的に展開してみるストーリーです。
誰かに読んでもらうつもりはありません。
完全に個人的なものです。
1月1日です。
雪、そして晴れ。
天神、六本松、ほか。
ブックオフ、ウエスト、ほか。
いつのまにか、朝だった。
本当にそれが朝なのかどうかは、分からなかった。テレビがついていて、朝のニュースを伝えているわけでも、雀がちゅんちゅん鳴いているわけでもなかったから。
ただし。それが、いつもと違う目覚めだということは、目を開ける前に、光で分かった。
やわらかい自然光が、閉ざされた視界全体に広がっていた。僕の部屋は、いつもカーテンを閉ざしたままだから、外光は引っ込み思案な子供のように、申し訳程度にしか部屋へ入って来ない。
目が覚める前、僕は、バームクーヘンの模様のようにぐるぐるとした夢の世界にいた。
またか、と思った。よく見る夢だ。模様をよく見つめていると、やがてその模様は、レンズがフォーカスを合わせるように、ある顔に見えてくるのだ。
しかし今日はそんなわけで、夢のことを考える前に、自分が今どこにいるのかについて瞬間的に不安を覚え、同時に一抹の好奇心も抱きながら、おもむろに目を開いた。
