杏の部屋のご案内
【オンライン開催】
4月27日(土)14:00~16:00
おひとりさまの場合は60分のZOOMサポートとさせていただきます。
【リアル開催】
5月18日(土)10:00~12:00
おひとりさまの場合は90分の対面サポートとなります。
ご希望の方はランチしましょう。
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今でこそ良好な母娘関係を築いている私ですが最初からこんな風に 風通しが良かったわけではありません。
一見とてもいい親子関係でした。
とても仲がいい母娘。
周りはそう思っていたのではないかな。
でも 実のところは互いに依存しあっていました。
こんな母娘って意外と多いんじゃないかな。
基本 私はいい子でした。
文句を言うことはあったけれど それでも大きく 母の意にそぐわないことをしたことはありません。
常にどこかで母の顔色を伺っていたのでしょう 。
でもね、その代償を母に求めていた私がいました。
あなたの言うことを姉よりもよく聞いているのだから、あなたも私を優先しなさいよ
心の中に そんな思いがありました
もういい大人なのにね。オハズカシイ。
母が私以外の何かを優先しようとすると無性に腹が立ちました。
頭ではわかっているのです 。でも心の苛立ちを止めることができませんでした。
母が私の子供たちよりも 姉の子を優先した時 、
溢れ出て怒りを抑えるのに時間を要しました 。
そして そんな自分がとても嫌だった。
なぜこんなに大人気ない私がいるのだろう。依存とコントロールと罪悪感。
仲良し親子の中身は結構ドロドロでした。
でも夫の不倫をきっかけに、
自身を深く深く 振り返ったある時、
いい子であることをやめよう
自分に我慢させることをやめよう
何よりも私自身のために
そう思いました。
私には私の意見があっていい
そもそも誰も私のことをいい子であって欲しいなど思ってもいなかったということにも気がついたのです。
勝手にいい子でなければいけないと思い込み、いい子をすることでその代償を母からもらおうとしていたのです。
私が私らしく生きることを認めたら、
代償をもらう必要がなくなりました 。
私は40代半ばにして初めて母から自立できたと感じました 。
今も母にはとても甘えています。でもそこに依存 や コントロールというものは互いにほとんど感じられません 。
やってくれることはありがたく受け取るし 私ができることは惜しみなくやってあげる ただそれだけ。
勝手に従って
勝手に代償を要求するなんて
荒手の詐欺だったな(笑)
まだ親孝行のできるときに
気づけたことに感謝しています。
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