こんにちは
杏です。
発覚当時、
夫は、
生活の保障をするから、
財産はあげるから、
何なら老後の面倒もみるから、
別れてほしい
と言いました。
女もバリバリ働いていたようで、
女に面倒を見てもらえるから。
女もそう言っている。
だから別れてくれと。
それはそれは衝撃でした。
その頃、
夫の表面的な部分(顕在化している部分とでもいうのかな?)は、
完全に持っていかれてたと思います。
けれど、根っこの部分(潜在部分は)、
実はびくとも動いていませんでした。
別れてくれ別れてくれと言いながら、
毎日帰ってきては
私の作ったご飯を食べ、
出ていくと言いながら、
追い出されるのを怯えていました。
今にして思うのは、
根っこはずっとここにあったということです。
表に出ている部分を持っていかれた状態で、
根っことのズレを
カミングアウトという方法でしか
修正できなかったのかもしれません。
もちろん当時は、
そんなことに考えが及ぶこともなく、
夫の発言、表情、そんな目に見える部分に
一喜一憂していました。
そういう意味では
私も夫と同じく、ぐちゃぐちゃ
だったのだと思います。
自分に意識を向けだしたころ、
時折、彼の根っこを感じることがありました。
それが何なのかよくわからなかったけれど、
その部分が気になって仕方ありませんでした。
そこから段々、
夫の
表面的な部分ではなく、
もっと奥へ奥へと意識をむけました。
私は彼の
ふと緩んだ笑顔が好きだ。
私は彼が
本質を一生懸命隠そうとしている姿が好きだ。
私は彼の
本質が好きだ。
私が再構築できたのは、
彼が早々に戻ってきたことも
理由の一つではありますが、
彼の本質が好きだと
認められたことが何より大きかったと思います。
もしも今、
まだ継続中であっても、
別居中であっても、
あなたが、
彼の本質が好きで、
夫婦でいたいと思うなら、
どんな形であれ、
その思いを大事にすればいい。
他方で、
本質が好きかどうかがわからない
それが本質なのかすらわからない
というのもあるかと思います。
発覚直後は、
そんなどころじゃないし、
途中、何度も執着なのではないか?
私の思い違いじゃないのか?
と思ったものです。
だからこそ、
自分の気持ちに知るために、
自身に注力したのです。
どこかへ出掛け、
誰かに会い、
考え、
感じる。
自分のために
時間もお金も労力も
使ってみたのです。
夫にしがみついていては、
その場にじっとしているだけでは、
絶対に気づけないことでした。
自分と向き合うことが、
よくわからない。
そう思うなら、
あなたのために、
時間もお金も労力も
使ってみてください。
一歩外へ踏み出すと、
見えてくるものがあるかもしれません。
今年も我が家のクリスマスツリーを
飾ってくれています(^-^)