マツエクを長持ちさせたいなら

瞳を大きく見せる効果がある、「まつ毛エクステンション」、通称「マツエク」が人気を集めています。施術による負担が気になりつつも、目をぱっちりさせたいと敏感肌の方でもチャレンジしている方は少なくありません。

高い費用と時間を割いて受けたマツエクですから、長持ちさせたいと考えるのが普通です。施術当日は施術後6時間程度は濡らさないようにといわれ、洗顔や洗髪などができないのが通常でしょう。

生活に支障が出るので6時間といわれますが、より長持ちを望むなら、24時間は濡らさないようが望ましいようです。施術に用いるグルーは簡単には乾かず、完全に乾いて定着するには24時間ほど乾かすのが望ましいからです。

もっとも、多くの方は当日中にメイクを落とすためにクレンジングをすると思いますが、その際、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。

 

サロンなどで受けるアドバイスとして、クレンジングや洗顔料はオイルフリーを推奨しています。なぜかといえば、オイルの粒子はとても小さく、グルーとまつげの間に入り込んでしまい、マツエクが取れやすくなってしまうからです。

そのため、できる限り長くキープさせたいなら、オイルフリーのタイプを探さなくてはなりません。そのうえで、洗顔後にはドライヤーなどで乾かしてあげると、グルーの耐久性を維持でき保ちが良くなります。

 

敏感肌の方にもおすすめのオイルフリー

一方、お肌がデリケートな方にとってもオイルフリーのアイテムはお肌に負担をかけにくくおすすめといえます。天然オイルならまだしも、クレンジングに含まれるオイル成分といえば、石油系界面活性剤やタールなどお肌に刺激が強い成分が多いためです。

 

自分で敏感肌に導いてしまった方にもおすすめ

お肌が弱いという方の中には、アトピー体質の方や小麦や金属アレルギーなどがあり、コスメに含まれる成分に反応してしまう方がいる一方、後天的な敏感肌の方も少なくありません。

子どもの頃や、学生時代などはあまり気にしていなかったのに、社会人になってから肌がデリケートになったという方は、もしかすると自分がその状態を招いてしまったのかもしれないのです。

その原因として考えられるのが、オイルクレンジングなどによる洗い過ぎです。メイクなどの汚れはオイルとの馴染みがいいので、オイルを謳っている商品でなくても、成分に含まれているケースは少なくありません。刺激が強い成分で洗い過ぎをしてしまうとお肌の皮脂や水分まで奪われて、お肌のバリア機能が低下し、刺激を受けやすいデリケート肌になってしまうのです。

こうした洗い過ぎにより招いてしまった症状も、お肌に負担がかかりにくい洗浄成分へと変えることで、お肌の状態が良くなることが期待できます。お肌の健やかさがアップして、敏感に反応しないようになっていけば、マツエクも安心してチャレンジできるようになるでしょう。

 

 

オイルフリーのアイテムを見つけるのは意外に大変

とはいえ、オイルフリーのアイテムはなかなか見つからないという声も聞こえてきます。おすすめなのはウォータークレンジングで、水の力で汚れを落とせるアイテムなら、お肌が過敏になっている方にもグルーを弱めたくない方にも安心です。

たとえば、弱アルカリ温泉水を使ったタイプは天然アルカリ成分とマイナスイオンの働きで、ダブル洗顔いらずなのに、ばっちりメイクや毛穴に詰まった皮脂汚れまでスッキリと落としてくれます。温泉水に含まれるミネラルの作用で、洗うたびに潤い、肌の健やかさを高めて、クリアな素肌に整えてくれるのもうれしいです。

 

温泉水に含まれるミネラルでお肌を整えながら汚れを落とす

弱アルカリ温泉水にはさまざまなミネラルが含まれていますが、美肌効果が高いものも多いのが魅力です。

たとえば、ナトリウムにはお肌をやわらかくする作用や、保湿をしてくれる働きが期待できます。カルシウムには肌細胞の水分保持能力やバリア機能を高めてくれる働きがあります。カリウムは肌の水分量を保ってくれ、鉄分は肌の老化やサビを分解してくれる働きが期待できるのです。

このように天然温泉水は天然の美容保湿成分が含まれる高品質なミネラルウォーターであり、水道水や一般的なコスメに含まれる精製水などとは比べものになりません。まさに洗う美容液ともいえ、洗顔しながら保湿と同時に栄養を与えて、潤いのある肌へと導いてくれるのです。

 

温泉水で本当に汚れが落ちるの?

これまでオイルや石油系界面活性剤系の洗顔料などを使ってきた方の中には、サラリとしたテイストの洗顔料に本当に効果があるのかと不安になる方もいるかもしれません。ですが、一度使ってみればその威力が分かるはずです。予想以上にキレイに取れ、これまでより簡単にメイクや皮脂汚れがオフできるとうれしくなるかもしれません。

そのうえで、お肌に優しく、グルーにも影響を与えにくいので一石二鳥ではないでしょうか。

 

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