先日、次男が東京大学大学院に合格しました。
これは親の手柄ではなく、彼自身の「好きなことを追求する力」が実を結んだ証だと思います。親から進学を勧めたことはなく、勉強を促したこともなく、10歳になる前からすべての選択を本人に任せていたからです。
こんにちは、日本こども色彩協会代表の齊藤美雪です
そんなきっかけもあり、近頃、たくさんのリクエストをいただいていたので、子育てを振り返るブログを書くことにしました。
少しでもママパパたちのお役に立てたらと思います。
本日のテーマは、
子育ての原点
子育てを振り返ると、「どう育てるか」よりも「子どもが自分で育っていく力をどう見守るか」という問いを、ずっと抱いてきたように思います。
日本こども色彩協会を立ち上げるまでの過程でも、そして家庭での子育ての場面でも、私の根っこにあるのは一つの思いです。
それは、子どもは、すでに可能性を持って生まれてくる存在だということ。
だから親の役割は、親の思う正解を押し付けることではなく、その子が「自分らしく伸びる」環境を整えること。色や言葉を通じて、その子自身の感覚や選択を大切にすること。私はそれを、日々実践してきました。
実際、私の子どもたちもそれぞれの道を歩んでいます。
長男も次男も、小さい頃から興味のあることにはとことん集中するタイプ。集中しすぎて次のことに移れないこともあったので、親として「そんなに夢中で大丈夫?」と心配になることもありましたが、口を出しすぎず、ただ「やりたいことをやりたいようにやってみたら良いよ」と、彼らの持つ力を信じ、見守り続けました。
結果として、彼らは自分の興味を追い求め、学び続けたことが発展して、現在の仕事や学業につながっていると感じます。
先日、夏休みに数日間過ごした間にも、東京大学に在学中の次男はスキマ時間を見つけては、夢中で研究に没頭していました。
何やら数式(のようなもの)と英語の論文をPCとipadに写してで並べて、睨みっこしながらipadに書き込みをしていて、それがなんとも楽しそうに見えたんです。
「こんなに夢中になれるものがあるって幸せだな」と、私は感じて、羨ましくも思いました。
その彼の姿は、私の子育て観をより強く確信させてくれました。
子どもは「信じてもらうことで伸びる」。
そしてその「信じる力」は、親自身の学びや在り方にもかかっているのだと思います。
その「信じる力」を子どもに受け取ってもらう方法を次回のブログでご紹介します。
このブログシリーズでは、そんな私自身の子育ての根本について、少しずつ丁寧に綴っていきます。
プロローグとなる今日は、まず「子どもを信じること」こそが私の原点であることをお伝えしました。
次回からは、具体的なエピソードや実践してきた関わり方を、10回に分けてご紹介していきます。
子育てに迷っている方の、小さなヒントになりますように。
『じぶん色』に輝いて、今日も明日も色どり豊かな日に🌈
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