のびのび賢く幸せな子育てを☆
日本こども色彩協会代表の齊藤美雪です。
ほんとにずっーと疑問だったんです。
図工やお絵描きや美術を教える先生たちが
どうして色彩を学ぶシステムがないんだろうって。
明治頃に一度、教科書に色彩理論が載ったということだけは聞いたことがあったけど、それ以上の情報はわからず。
正確に言えば、先生になる過程での資料に参考程度に色彩理論の項目はあるらしい。
でも、今まで出会った150人以上の先生たちは、全員「習ってない」と言っていた。
つまり、
実感として学んだ記憶がなければ、知識はないも同然。
意味をなしていないことは間違いない。
そんなモンモンとした
私の「どうして」に応えてくれる方に出会いました!
慶応義塾大学の國本学史先生の「日本近代における色彩の教育の諸相」研究発表を聴講した時の話です。
國本先生の発表によると、
明治時代初期に
西洋の色彩理論がそのまま入ってきて
初等教育の中に「色図」のような知識が入ってきたそう。
でも、たった数年で公教育から
「色図」が消失してしまったというのです。
その理由として
墨を使う毛筆画教育が主流になったこと
絵の具などの画材の高価さなどがあり
また、
「初等教育で色彩は理解できない」という報告があったり
(教える側もまた同じとおっしゃっていたと記憶しています)
教科書がカラーから白黒に変わっていった時代背景も。
その後の明治後半以降では、
「自由画教育」が盛んになったことや
戦争があったことも
色彩を学ぶに至らなかった理由として考えられる、と。
発表はそんな内容でした。
國本先生の知的表現を
私なりに解釈して言葉にして書かせていただいたので、
細かな意味や表現は発表とは違っているかもしれません。
概要を汲み取っていただけたら幸いです。
他にもその経緯に関わった人物の紹介などもあり
私が知りたかったことが
発表の中にたくさん詰まっていたので
身を乗り出して聞いて
メモして
写真も取らせていただきました。
そうして、
研究発表のあとに
どうしても先生とお話がしたくて
追いかけてお声がけして
じっくりと
お話を伺うことができました。
この研究を始められたきっかけや
目的をお伺いしたり
一番知りたかったことも、
「なぜ、今も教職課程の中に色彩を学ぶ項目が入ってないと思われますか?」と質問させていただいて。
すると、
「色彩は画一的にすべてを語ることができないから難しいのではないか」とか
「多様性があって正解が一つではないから」とか。
「ん?!多様性があるから」!??
それなら、
まさにこれからの教育に必要な要素ですよね!!!
と、1人で興奮しました✨
新しくなった文科省の指針に
打ち出されている言葉に
「多様性」という言葉多くがあって、
今までの「画一的」な教育から一変、
どうしたら多様性を身につけられるかとなると
アクティブラーニングだけでは難しく
色は「多様性」を体感して学べる一番のツールになる!!
そう意見が合いました。
(と記憶してます。ほんとかな?^ ^;)
なんと幸せな時間♡
今回の研究内容は
國本先生以外に深く追求されている方は
ほとんどいらっしゃらないとのこと。
私は6年間ずっと知りたかったことや
疑問に思っていたことが知れて
さらに色彩教育について
熱く語ることができて
なんとも心に風が吹いたような感覚になりました。
これまでも公言してきた通り
「教職課程の中に色彩教育を導入する」と、改めて自分に誓いました。
心強い味方ができて感動です✨
(勝手に味方と思ってます♪)
日本こども色彩協会の役割が
またさらにはっきりしました✨
國本先生、ありがとうございました♡
一緒に写真撮ってもらえばよかったー!
(カッコ良かったし♡)
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