「お母、今月で公文辞めるわ。
今日、先生に言ってくる」
先日、唐突に、
高校2年生の長男が言いました。
「そっか、わかった。
月謝はすでに引き落とされてるから、
今月いっぱいは教室に行ってね」
と返した私。
たったこれだけの会話で、
2歳から16年歳の今まで
続けてきた公文式通いを
辞めることになった彼。
高校受験前の半年だけは
塾通いのために公文通いを休み、
高校に合格したその足で
公文の先生のところへ報告に行って
すぐに再開するほど日常化していた公文通い。
私の母が公文の先生をしていたことで、
長男は2歳からスタート。
といっても母は遠い土地に住んでいるので、
私が家でプリントをさせて
「机に向かう習慣をつけさせることが親の役目」
と5歳くらいまでは私も手をかけました、
それからは、彼がどんな問題を
しているかすら知らないほど、
私はノータッチ。
自分で通える年齢になってからは
近所の教室に通うようになりました。
公文式を続けてたことで、
ほんとうに大きな力がつきました。
●自分のペースで学ぶ力
●自分で解決する力
●継続する力
これらの力は、
公文がなければありえなかったと
心から言えます。
その3つの力のおかげで
高校への受験勉強も
半年の塾通いだけで
本人が目標にしていた高校に入ることができたし
「勉強は習うものでなく学ぶもの」
ということが身に付いているのだと思います。
「塾は習うばっかりで勉強ではない。受験用の手段」
という彼の言葉からも
体感したんだな
ということがわかります。
そんな大きな力を身につけさせてくれた公文式を卒業し、
本格的な受験勉強に切り替えるとのこと。
いや~、すごい。
親の私にも付いていけないしっかり者。
「僕はマイペース」という彼。
まあ、とにかくゆっくりさんです。
でも、私は口出しできません。
聞かれたら・頼られたら、
応える努力はしますが、
彼が決めたことは彼の責任。
ただただ見守るだけ。
ほんとにそう実感する日々です。
そんな力をつけてくれた公文式に感謝。
きっかけを与えてくれた母にも感謝。
「ほんとによくがんばったね~」と長男に言うと、
「全然がんばってなかったし」と^ ^;
彼の中では、
もっとできたと思ってるようで。
いやいや、
続けてきただけで充分、
その学力も充分。
母は誇りに思います。