ここ数日、
悩んでおります。
こども色彩教室で使う
オリジナル教材の
リニューアルに向けての色選び。
ずっと頭にあったことなので
すぐにできました、
ほとんどは。
が、一色だけ、
色の名前の選択で悩んでおります。
どんな色にするか、は決まっています。
印刷に必要な色の割合の
CMYK値も決まっています。
でも、
その色につける名前の選択肢が
いくつかあるので
どれにしようか、と悩んでいます。
どういうことか、
というと
「桜色」
といっても、
思い浮かべる色は
人によって違います。
「桜色」は白と赤を混ぜてできる色ですよね。
でも、人によって思い浮かべる明るさや色みが違います。
・ほとんど白に近い、すこしくすんだ色を思い浮かべたり
■
・もう少し明るめのピンクを思い浮かべたり
■
・紫がかった淡いピンクを思い浮かべたり
■
人それぞれに思い浮かべる色が違うように、
色の名前には、色みの幅があるのです。
だって、色は感覚のものですからね!
日本工業規格『JIS Z 8102:2001 物体色の色名』
で定められた色みの基準はあります。
でも、それだって
「桜色」は
”ごく薄い紫みの赤”
という指定。
これも、捉え方によって
思い浮かべる色には差が出ますよね^ ^
マンセル値で、
色み・明るさ・鮮やかさの指定もあるのですが、
これもあくまでも「目安」とされているのです。
色の名前。
色はそもそも感覚。
だから、
色の名前にも必然的に幅ができる
ということなのです。
だから、悩む。
というわけ

こども色彩教室のオリジナルカードには
・エピソードのある名前
・子どもに親しみのある名前
・子どもにも大人にも新しい発見のある名前
そのどれかの要素を持っている
色の名前を取り入れています。
そんな中から、
指定の色みにしっくりくる色の名前とは・・・。
ん?
なんだか、
生まれくる子どもの名前を考えてる気分になってきた

みんなに可愛がってもらえる名前を選んで、
また子どもたち・大人たちに
「おー!」と
言ってもらえる場面を想像しながら

オリジナルカード48色は、
こども色彩教室で見ることができます!
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