今日、たぶん初めて
「忘れ物」を届けました。



「いや~、お母、めっちゃ勇気だしたなー。
助かったー、ありがとう!」

と、中学校から帰るなり次男が。


勇気、ですか?!


「お母が忘れもの届けられるなんてすごい!びっくりしたわー」って。



彼が小学校1年の後半から
私がフルタイムで働き始めたため、
忘れ物を持って行くどころか
たくさんのお留守番と
淋しい思いをさせてきたこと。


ちょっと忘れかけていました。



中学生になった今でも、
「お母、今日は何時に帰る?」と
毎日聞いてくるのが彼の日課。


忘れ物を届けて
こんなに感激されて、
ちょっと切なくなりました。



働く母は、
誰もが経験してる気持ちなんだろうな。



「宿題も持ち物も、全部子どもの責任。
 自分で管理させましょう」

親育てプログラムでもそう伝えてきた私ですが、
もし私が専業主婦だったとしたら、
子どもの忘れ物に気付きながら
「届けない」ということの方が
勇気のいることなんだろうな、
と想像してしまいました。



慎重で超マジメな次男の忘れ物。
朝、「今日プールあるから」
と本人が用意していた場所に
ポツン、と海パンが落ちていた

というもの。


バッグに入りそびれた海パンを
見つけて、
一瞬硬直した私、、。

届けるべきか、
本人の責任として
そのままにしておくべきか・・・


「いや、忘れたんじゃない。
 バッグに入れたつもりだから、
 本人は絶対気付いてないゾ!」


そもそも、
中学校に忘れ物を届けてよいのか???

ということがわからず、
中学校に電話して
「あの、忘れ物って届けてもいいのでしょうか」
と問合せ、OKをいただいてから
中学校に向かいました。

学校のインターホンを押したら
玄関まで副担任の先生が来てくれてホッ。

ドキドキでした。

確かに、勇気出したな、私。


こんなに慣れないことってあるもんだなー。


次男はその後の会話でも
ほんとに嬉しそうにしてくれて、
やっぱり切ない気持ち。



働く母のひとりとして
迷って
焦って
少し申し訳ないな
と思った経験でした。








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