お早う御座います。チュー㋜ケ^です。
ミニベロにバッグパッキングを施して日常用途にも使える様にしたのですが、自転車に長く乗れる様になってくると、当然湧き上がる欲望が、
「もっと遠くに行きたい」
となります。
この点で、ミニベロは長距離移動向きではありません。
しかも、
「もっと積載量を増やしたい」
となると、ミニベロでは役不足です。
そこで目を付けたのが、”グラベルバイク”です。
主な特徴(長所)として、
①タイヤが太い。(乗り心地が
良い・パンクし難い・未舗装路も
ある程度走れる)
②フレーム強度が高い。(主に
クロモリ)
③色々取付け可能なダボ穴が
多い。
④前後にキャリアを取り付けて、
パニアバッグ・サイドバッグ等が
取り付けられる。
⑤ディスクブレーキ採用で、
握力が弱い人でも下り坂が
怖くなくなる。
等が挙げられます。
しかし、長所は短所と表裏一体なので、
①高速走行が出来ない。
②自転車自体が重い。バッグ類
を大量に搭載すれば猶更。
③ディスクブレーキの取扱いが
難しい。(主にメンテナンスで)
そして、チュー㋜ケ^の自転車生活で、後々難儀するであろう
問題が想起されました。
①自家用車のラゲッジスペースが一杯一杯になる。
チュー㋜ケ^の自家用車は、NISSANのウィングロードです。
後部座席を畳めば、奥行約180cmの広大なスペースが確保出来ます。
自転車を20年ぶりに再開して
以来、ミニベロしか乗っていないので、標準サイズの自転車を
車に積載するのがこんなに難儀するものとは考えもしません
でした。
チュー㋜ケ^が購入した
グラベルバイクは、
「MARIN(マリン) NICASIO SE」
です。
○全長約170cm、ハンドル幅
60cm
○車体重量13.3kg
○650B×47cスリックタイヤ
○ペダル・スタンド・
フロントキャリア標準装備
○購入価格\69800円
ノーマル状態でも積載スペースがギリギリです。
しかも、取り付け予定のリアキャリアが、パニアバッグに踵が当たらない様、約15cm程後ろにずらして取り付け出来る
「オフセットリアキャリア」
なので、リアキャリア装着状態では車に積載出来ません。
ハンドル幅も、自転車規格の
最大幅60cmなので、斜めに積載するにしても難儀です。
その上、ミラーを取り付ければ、60cmより広くなり、自転車道が
走行出来ません。
そして、完全に見落としていたのが、購入後、車から降ろして
敷地外に出そうとしたら、通路が狭くて出せなかったのです。
収納場所の問題に於いて、ハンドル幅は、全長よりも重要です。
店舗で現物が見られるなら、必ずメジャーを持参して、ハンドル幅を測って下さい。
幅の問題については、ハンドル幅を50cmにカットする事で
解決しました。
全長の問題については、
大型サドルバッグで妥協するしかありません。
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余談ですが、ロードバイクのドロップハンドルは、大体40cmなので、意外と収納スペースを取らない事に気付かされました。
それに、公共の駐輪設備(前輪を固定するヤツ)の間隔が恐ろしく狭いので、一台置きにしか駐輪出来ない状況で勿体ないし、
空いていても、隣の自転車と
ハンドルが盛大に接触(交差するとも言う)するので、
間隔を広く採って設備を作って
欲しかったです。
ハンドル幅を狭く切り詰めたとしても、サイドバッグ・パニアバッグが幅を取ります。
経済的理由及び原油の輸入が難しくなって、自動車を所有出来なくなった場合、スポーツ自転車に前後キャリアを付けて、サイドバッグ・パニアバッグを使用する人が増えて来るのは容易に想像出来る筈です。
前輪の固定位置の高さを交互に高くする事で駐輪台数を確保
しようとしていますが、前カゴ
若しくはキャリアに重量物が積載されている状態で、固定位置の高い設備に駐輪に駐輪するのは酷です。
自転車の駐輪設備は、もっと
工夫して欲しいです。
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話が大分逸れました。
グラベルバイクの問題点の続きです。
②自転車自体が重い。
荷物の積載量確保と、未舗装路を走る事を想定すれば、仕方無いのでしょう。
これに、前後キャリア・パニアバッグ・サイドバッグ等を加えれば、総重量は押して知るべし、です。
加齢と共に、自転車を持ち上げる力が無くなります。
ちょっと大きな段差に出合った場合、意外と大問題になります。
自転車にとって、「軽さは正義」を再認識しました。
③ディスクブレーキの取扱いに
難儀しそう。
これは、購入直後にフロントにサイドバッグを取り付ける為の
キャリアを取り付けようとして、
ちょっと邪魔だったので、つい
スル―アクスルのレバーの位置を変えてしまった為に、ディスクブレーキのブレーキパッドが軽く
当たったらしく、ホイールが軽く
回らなくなった事に気付いたからです。
ディスクブレーキの利点しか
知らず、メンテナンス等の知識が皆無でしたので、慌ててネットで調べてみましたが、
●クリアランスが0.2mm?
●ディスクにオイルを付着
させてはいけない。素手で
触ってもいけない。
●機械式ディスクブレーキは、
ブレーキパッドが減って効きが
悪くなってきたら、自分で調節
しなければならない。
●些細がゴミが入っても、
ブレーキの効きは悪くなる。
等々・・・。
ちょっと待って!
ディスクブレーキは、雨天走行でもブレーキの効きが悪くならないから、管理は割と雑でも良いのか、と考えていたチュー㋜ケ^には、寝耳に水です。
これなら、構造が単純で見た目にも解り易いカンチブレーキや
Vブレーキの方が良いのでは?
と考えてしまいました。
そういえば、今では殆ど見かけなくなりましたが、チュー㋜ケ^が
”旅自転車”と称している
「ランドナー」
は、カンチブレーキであった事を思い出しました。
「ランドナー」は、旅先での
メカチラブルに対応出来る様に、特別な部品を使わず、簡単に
入手可能で、修理も容易な部品で構成されているのでした。
「これからは、ディスクブレーキが主流になる」
等の謳い文句が氾濫していますが、既にディスクブレーキの部品の調達が難しい状況になっている、という情報もあります。
チュー㋜ケ^ともあろう者が、
正しいかどうか疑わしい多数派の意見を素直に受け入れてしまったが故の失敗?です。
何事も、「Sinple Is Best」です。
日本の法律も、複雑過ぎるが故に、非常時の対応が後手後手になり、現在の状況を招いている、というのは大袈裟でしょうか?
まだ一度も乗車していないグラベルバイクですが、ちょっと手放したい衝動に駆られています。
流行りに乗ってグラベルバイクの購入を考えている方、チュー㋜ケ^が参考にした記事を一読
して、よく検討して下さい。
グラベルロード買うと後悔する理由デメリット5つとお勧めの選び方
(輪行の奇行士、HAOのブログ
です。)
(車生活に飽きたおっさん
初めてのホンダ(求めてたのと
違うよーな)
-みんカラ)
(さぶろぐ)
(ロードバイクが欲しい!初心者ナビ)
(じてまにドクターのマニアック
自転車ブログ)
(カリフォルニア通信)
本記事の冒頭で紹介している書籍の他に、参考にした書籍を紹介します。
Cycle Sports特別編集
八重洲出版
定価:本体\1200円+税
HOBBY JAPAN MOOK
定価:本体\1400円+税
技術評論社
定価:本体\1280円+税