ソーシャルインクルージョン という言葉、ご存知ですか?

 

社会的に弱い立場にある人々も

 

誰1人取り残さず

 

全ての人が地域社会に参加し

 

“共に生きていく”という考え方

 

だそうです

 

 

私はこの言葉、今こそ必要なのではないかと感じています

 

 

先日発表され、衝撃だったryuchellさんの急死

 

この件について、精神科医の益田裕介Dr.が動画をあげています

 

 

 

 

益田Dr.の動画を見て

 

私も最初は小さいお子さんを残して逝くなんて…と思ってた自分を反省しました

 

益田Dr.の話を聞いた上で彼の気持ちになって考えてみたら

 

やっぱりその選択をするだけの視野の狭さや不安定さがあったんだろうなと思うし

 

ついこの前までの私となんか比べ物にならないくらいだったかもって

 

有名人だし注目されてるし ましてやトランスジェンダーとあっては

 

いろんな不安定な要素や悩みや人には簡単に相談できないことがいっぱいあったでしょう

 

結婚して子どもを授かった後からの変化というのも

 

映画「ボヘミアンラプソディー」で描かれていたフレディ・マーキュリーのように

 

最初は女性に恋愛感情があったけど後から男性への気持ちに気づいてしまったのかもしれないし

 

となるとその悩みは相当深かったろうし

 

自分自身と折り合いをつけるだけでもとても大変だったろうと思います

 

…まぁ全ては私の想像ですし、本当のところがどうなのかまで

 

知りたいとも思わないし知らなくていいと思います

 

 

それでも寄り添うことは大切だと思っていて

 

 

私自身もそうでしたけど そんな時ほど

 

誰かに頼りたくなったり

 

逆に1人になりたかったり

 

話を聞いて欲しかったり

 

誰の言葉も必要としてなかったり

 

したものです

 

彼にとってはパートナーであるpecoさんの存在が大きな支えとなったでしょう

 

そういった人が誰にも1人は必要だと思います

 

そしてその人たちを中心に

 

今度は社会や政治で彼らを守ってあげてほしい

 

生きる力を与えてほしい

 

生きてていいんだって思って欲しい

 

 

LGBTQの方々だけではなく世の中にはまだ寄り添ってもらえていない

 

いろんな人たちが世の中にいると思うんです

 

ムスコのような発達障害や 私のような精神疾患患者 も然り

 

子育て中の人たちへの待遇もまだまだだと思うし

 

リタイアして年金だけじゃ生活していけない人だって多い

 

今はそれらに一つ一つ別の対応を求めていってるようですけど…

 

私は思います

 

そんな括りじゃなくて「1人の人間」として生きていけるようにすればいいんじゃないかって

 

一人一人の尊厳を大事にして

 

その人たちがやりたいようにやって生きたいように生きても

 

みんな同じように生活できる

 

そこに不平等はない

 

そんなシステムを作れないかって

 

そしてそれが「ソーシャルインクルージョン」なのではないかと思います

 

法の下の平等とか

 

健康で文化的な最低限度の生活とか

 

言ってる割に

 

時代の流れに沿えてないよね…

 

いつもみんな大変そうなのに

 

頑張って働いている人がただくたびれる世の中じゃなくて

 

みんなほどほどに働いて

 

やりたいことや行きたいところへ行くことを十分に満喫できる

 

仕事と余暇のいい循環ができるくらいの

 

なんなら働かない選択をしても生きられるくらいの権利を

 

どうにか与えられないだろうか?

 

そしたら出生率もバンバン上がると思うんだけどな…

 

ま、素人判断ですけど

 

もっと違うところからお金をドーンと持ってきて

 

変なしがらみもなく「みんなのもの」として「みんなのため」に使えたら

 

っていうかお金ってシステムがそもそもどうなの?と思ってしまうんですけど…

 

 

とにかく早急にそういったシステムを

 

頭のいい人が考えて力のある人がグイグイ進めて欲しい

 

一刻も早く

 

 

もうryuchellさんのように悲しい選択をする人が増えませんように

 

その選択で悲しい思いをする家族が出ませんように