みなさんこんばんはふんわり風船星


日にちが変わってしまいましたが、

減薬100日目にして、

平和について色々と考えさせられました。

1つ1つは点のように思えても、

実はつながっていることって、

何事においてもありますよね。

今日はそんな感じでした。




さて、

職業上、

平和に関する教育を私は行ってきました。


もちろん、今流行りのSDGsもいち早く

取り入れて、多面的、多角的に。


未来を担う子どもたちには、

何が正しくて、何が過ちなのかを

見極められるだけの力をつけた大人に

なって欲しい。

もちろん我々もですが。

そんな思いをもって向き合っていました。



1つ目の「点」は、
長崎原爆の日に関する事でした。
献花の想いを込めて…



ニュースにて、

92歳の岡さんのお言葉をテレビを通して

拝見していました。


その生々しいお話。

当時の状況。

まるで戦争文学や詩の一部を

切り取ったかのような、

しかし、

それでいてそれらは全てが事実。


人間によって人間にもたらされた、

言葉を失うほどの悲惨な出来事。

戦慄が身体中に走ります。



核爆弾がどれほど、

非人道的で恐ろしい物なのかということを

知りながらもなお、

国力を示すため、互いを牽制しあうために、

核を保有し続ける世界の国々…


核の傘下にある以上、

日本も他人事ではありません。



長崎の鐘の音に胸が締め付けられるような

思いになりました。



平和とは何か。





2つ目の「点」は、

オリンピック特集ということで、

スーダンの陸上選手にスポットを当てた

報道がされていましたが、それでした。



群馬県が支援しているということでしたが、

彼はこのように言っていました。



日本が発展したのは、平和だからだ。

今、私の母国には、それがない。

自分がオリンピックで頑張ることで、

母国の人々に、平和と愛が発展には

必要だと伝えたい。



そして1,500のランの後、リポーターの

松岡修造に、こう語りました。



このオリンピックのテーマそのものが、

母国には必要なんだ。

「より速く、より高く、より強く 共に」

それが母国に発信できてよかった。



この選手は予選で敗退していましたが、

非常に考えさせられました。




いわくだらけの賛否両論のオリンピック、

国の方針、

国民の負担、

選手・国民のマナー違反(犯罪も)

メダルラッシュ、

選手のそれぞれの健闘と思い、

スーダンの選手のコメント…



平和とは何か。




そして3つ目の「点」は、こちらの記事。


少し前に放送されていましたが、

この記事は、偶然さっき見つけました。

この番組をご覧になった方もいらっしゃると

思います。

さすが文春!!

このドキュメントの監督の関連作も紹介

してくれています。
この番組は、私も観ました。

いろいろ思うことはありましたが、

心身ともに、当時はそれどころではなく、

投稿は控えましたが、かなり考えさせられ

ました。



精神科病棟に入院している、

いわゆる社会的弱者達が、

このコロナ禍ゆえに、

座敷牢とも言える「病床」に鍵をかけて

閉じ込められ、人権を全く無視された扱いを

されている現状を放送していました。


しかも、それを調査に入った都も黙認。

NHKの問い合わせにはノーコメント。

コメントできないんでしょうね。

おそらく改善も指導もしていないから。


当の精神科医ですら、

「こんな扱いであろうとも、社会から見捨て

られた人を請け負ってやってるだけマシだろ。

この病院をひどいからと言って吊るし上げた

ら、この人たちの行き場はもうないよ。」

と言わんがばかりの発言。

てか、言ってたな。


世界が精神科病棟の入院率を下げている中で、

ひたすら上げている日本の体制もどうかと思

いますが、それ以上に、患者に対する扱いが

家畜以下であることに憤りを覚えました。


この方々が純粋な疾患なのか、薬剤性なのか、

どういう経緯で入院しているのかまでは、

わかりませんでした…

放送できないのかもしれません。




これでも日本は、

本当に平和と言えるのだろうか…



確かに紛争も内戦もなければ、

空から爆弾やサリンも降っては来ない。

迫害や拷問もないし、

独裁者も難民もいない。

水だってきれいだし、

世界に誇れる衛生大国だ。

でも…

だから平和だと言えるのだろうか?




8月6日と8月9日の悲劇は、

過去のことではなく、

ある意味、

もうすぐそこまで来ていることなのかもしれない。

世界が核を保有している以上、

Jアラートが鳴り響く日はもうすぐそこに

来ているかもしれないし、

医療格差もさることながら、

精神的、物質的に国民が満たされているとは

言い難い。



判断を誤ってはならない。

考えて、見極めなくてはならない。



ときに、平和とは豊かさとも言えるだろう。

では、

豊かに暮らすとは、どういうことなのか?



戦争、原爆、紛争、オリンピック、

精神科病棟、コロナ、人権…

なんだかそんなことが私の頭の中で渦巻き、

何をもって平和と言えるのだろうか。

本当の幸福とは、豊かさとは、

どういうことなのだろうか。


そんな大きな、

しかし最も身近なテーマについて

1人真面目くさって考えた日なのでした。



かのスティーブ・ジョブズ氏が言うところの

点と点が線につながる。

そんなイメージで、色々と考えた日でした。



最後までお読みくださいまして、
ありがとうございました。