みなさんこんにちはひまわり


訪問いただきまして、
ありがとうございますニコニコ傘


私は今、ベンゾジアゼピンの減薬中ですが、

世の中、

ゲートウェイドラッグやら

カジュアルドラッグやら、

呼び方はともかくとして、

違法、合法に限らず、あまたのドラッグが

相変わらず蔓延っていますね。




そういえば、

今から十数年前の出来事になりますが、

私の勤務校にいたヤンキー達。

タバコや酒じゃ物足りずに、


近所のドラッグストアーで、

咳止めやら風邪薬やら睡眠導入剤やらを

日々大量に万引きしてきて、

ド○エル、パブロ○、液体咳止めが多かったかな…

それを、

具合が悪い〜口笛と言って、

保健室に行っては、

養護教諭にバレないように飲み、

あるいは飲んでから行って、

ラリっていましたよ。




まさしく今回のカジュアルドラッグ

そのものでした。


ひどい時は、ビンや箱が廊下に転がって

いましたからね…

あ…これ飲んじゃったのか…って。




救急車を呼んだこともありましたが、

逆に我々が彼らの親御さんから怒られました。



みんな、家庭に恵まれず、

孤独で、学力も表現力も希望もない、

つるむことで、

どうにかその日をやり過ごしているような、

寂しさを抱えた子どもたちでした。



そりゃそうですよね。

ゲートウェイドラッグやって、

他人である教師らが、心身を心配して、

堪り兼ねて救急車呼んでも、

血の繋がった親は、

救急車なんて呼んだら、金がかかるだろう!

死にゃしないのに、余計なことしやがって!

って、目くじら立てて、

学校に噛み付くんですから。



子どもたちには心底同情しましたし、

親御さんに対しては、本気で、

どうかしてる…と思いましたよ。

我が子への愛なんて、全く感じられなかった。

貧困が、社会や学校、教師への不満へと

つながり、一切のゆとりのない、

卑屈な方々だったように感じました。

こちらが無抵抗とわかっていて、

理不尽かつ暴力的な発言や罵声をわざと

浴びせて来る方も多くいましたから。




それが、

彼らがどんなに愛を乞うても与えてはくれない

親たちの姿でした。




子どもである彼らは、

親も学校も全然好きじゃなかっただろうけど、

お金もないし、他に構ってくれる人もいなし、

行くところがないから、仕方なしに学校に

来ていただけだったんです。



淋しくて、悲しくて、どうしようもないほど、

やり場のない、行き場のない気持ちを抱えて

人生を投げ出しながら、

それでも生きていたということなのでしょう。




だから、

同じ傷を抱えるもの同士、

薬物の乱用を

集団でやった方が気持ちよかったのかも

しれません。




最近は1人でもやるみたいですが、

一昔前の相場は、だいたいグループでやる。

寂しいもの同士が集団でラリってるってのが、

多かったように記憶しています。




こんな生業をしていると、

恵まれたいい子ばかりでなく、

勤務校によっては、こういう生徒たちにも

何人も遭遇してきました。



だから私は、

自分が精神科に通うこととなったときに、

耐性がつきやすく、依存性のある

向精神薬に過剰に恐怖心と警戒心を抱いていた

のだと思います。



目の前で見てきて、

指導してきたことだったから。

その中でも恵まれた家庭の子が、

薬物依存の治療のために、

専門機関に入院したのも見てきたから。



少なくとも、

なんでもない人が飲むとどうなるのか?

は、目の当たりにしてきたから。


だから、

恐れていたし、警戒していたのです。





話が逸れましたが、

そんな彼らは、

経済的にも厳しいので、

幸か不幸か病院になんて行かれず、


精神科で、

処方箋付きの向精神薬の入手なんて

できるわけもなく…

ドラッグストアーで万引きしてくること

ぐらいしかできない子どもたちでした。



ある日、

駅周辺で、外国人からドラッグをもらった。

と言っていたことがあったので、

出しなさい!逮捕されるよ!

と言って取り上げたことがありましたが、

そんなの飲まなくても、

彼らは何度も補導され、

少年院に入った子もいました。

よくある、カラフルなラムネ状のやつでした。

即、通報しましたよ。




彼らは卒業後、親の職業を継いだり、

底辺校へ進学したり、様々でしたが、

その後、どうなったのかはわかりません。



中学卒業後、

すぐに子どもを産んだ女の子もいましたが、

どんな子が産まれて来たかは、

目には見えないものなので、

わかりませんでした…

とりあえず、奇跡的に、

見た目は普通の赤ちゃんでしたが…



ちなみに、

彼らの万引きの対象となってしまった

ドラッグストアーは、経営不振で、

閉店に追い込まれました…

よく、お店から学校に苦情の電話が

すごい剣幕でかかってきましたが、

それも変な話だよな…と思っていました。



電話するなら、警察か親だろう…と。


だって、

学校では、万引きはいけないよ。と指導は

しますが、親でもなけりゃ、補導もできない。

法的な権限は何もないですからね。

教育的指導しかできませんもの。



どうしろっていうんだよ…と、

みんな思っていましたよね真顔




でも、こういうクレームみたいな電話、

実は多いんですよ。

やれ、

雨な日の道の歩き方が悪い!だの、

傘の差し方が悪い!だの、

帰り方がうるさい!だの、

ファミレスでの態度がやかましい!だの、

挙げたらきりがありません。



地域の方々のご意見は大切にしたいけれど、

何でもかんでも学校に電話!じゃなくて、

地域住民として、直接その場で声かけてよ…

あるいは警察に通報してくださいよ…

と思うことも正直、結構あります真顔


もーねー

こういう人たちは、

隣の犬に腕噛まれたのも学校のせいだ!!

とか、言いかねないですよ。このままだとチーン



あーまた話が逸れましたね。

カジュアルドラッグ薬でしたね。


昨日の減薬ブログでも話題にした

「心のスキマお埋めします。」で有名な

喪黒福造。




関わったら、必ず不幸になる…

ドラッグと同じ存在ですね。




しかも

この喪黒福造に提供されたサービス?には、

いずれも依存性があり、

禁忌もあり、

深みにハマり、

廃人同様となり、

身を滅ぼすという…

薬物そのものですね。



ドーン!!とか言って覚醒させてるし…


喪黒福造に関わった時点で、


不幸の始まり。




アニメの中で喪黒福造と出会う人々は、


みんな、不遇な人々。


過労、パワハラ、社内いじめ、


心の病気。


家庭、仕事において恵まれない環境。


仕事がうまく行かない。


恋愛がうまくいかない。



そんな人たち…





藤子不二雄Aは、喪黒福造で


ドラッグを擬人化しているのかしら?



怖い、怖い…

どちらも関わりたくないですね。


画像は全てネットからお借りしました。



最後までお読みくださいまして、
ありがとうございましたひまわりカエル