もう10年くらい前の話です。
マリア様というブロガーさんがいました。
金髪がきれいな方でしたが、小さい時に、下町の江戸っ子堅気の家に引き取られて日本人として育てられたそうです。
日本人であることを誇りにしていて、
ガイジンと言われるのが大嫌いで、いじめられるとケツマクッテ裸足で追いかけて殴るようなお転婆さんだったそうです。
ブログでも時々怒って激しい言葉を使っていましたが、天然ばばの私にはとても優しく親切にアドバイスしてくださいました。
さてそのマリア様は、知り合った時には重い病気で入院しており、病室からブログを書いておりました。
ハーフでモデルをしている旦那さまが献身的に看病していましたが、その数日後とうとう亡くなってしまいました。
旦那さまは、ブロ友さんが送った、おくやみのメッセージをプリントアウトして花で溢れた棺に収めましたと報告されていました。
それから数年後
マリア様が現れました。
私はマリアさん生き返ったのですか？とききました。
マリア様は、『私は魂だけなんです』というようなことを言っていました。
それからマリア様はまた消えました。
しばらくはどこかでマリア様が見ているような気がしました。困った時には現れるかもしれないと。
もしかしたら生まれ変わっているかもしれません。
マリア様という存在は、もしかしたら、多分、どなたかの理想の存在として作られた存在だったのだと思います。
作り物だとしても美しかったマリアさんの人生やお写真、さっぱりした言葉使い。
少し懐かしいです。
独り言でした。