ところで
バンクシーって知ってますか?
ベツレヘム
聖書に出てくる
イエスキリストの生誕の地
塀に囲まれたパレスチナの中にあります。
警備の厳しいゲートを越えなければ
いけない所
複雑な歴史と政治情勢
争いの影に見え隠れする
大国の思惑
街は綺麗で見たところ
平和です
バンクシーが落書きをしました
平和の白い鳩
よく見ると
銃で胸を狙われています
花束を投げる青年
ご丁寧にサインまである笑
何やらポスターぽい
BANKSYと書いてある
なんてかいてあるのか?
いくつもの壁画を落書きして
ベツレヘムに残しています
落書き達
強烈にこの壁を批判している
あとで知ったけど
この近くにBANKSYのホテルもあるらしい
だけど四十年間イスラエルに住んでいる
日本人のガイドのSさんは、塀のおかげで、パレスチナの自爆テロが激減して、観光ができるようになったのだという。
自らの命を犠牲にする自爆テロ。
日本では特攻って言ったよね。
どんなことがあったって
命を粗末にしてはいけない
特攻はダメ
悲劇しか生まない
日本人の私達は知っている
BANKSYは観光客がこの閉鎖されたパレスチナにお金を落としていくように、ホテルを作り不便なところにも壁画を残してパレスチナのタクシーを利用するようなシステムにした らしい。
ガイドさんもなんでもいいから、パレスチナのものを買ってあげて欲しいと
言っていた。
でもちろん買いました。
クリスマスツリーに飾る
オーナメント。
あー壁といえば
アメリカの大統領が国境に壁を作るって荒唐無稽なことを言っていたけど、ここにお手本があった🤭んだね。
閉じ込められて出ることのできない、人たちは、どんな気分だろう?
安倍首相が昨年来たときにガイドもしたという、ベテランガイドのSさんは、繰り返し言っていた。
もともとヨルダンの領地であったこの場所をヨルダンは放棄した。
パレスチナ人という人種はいない
ヨルダンと同じアラブ人なのだと。だからパレスチナの人たちはヨルダンへ行けばいい。
アラファトは英雄のように言われているが
本当は違うのだと、。世界のマスコミは間違っているという。
そして、現実には 、 イスラエルの首相は暗殺され、自爆テロが頻発し、市民が犠牲になって、他国からの観光客はイスラエルに来なくなった。
Sさんは、五年間、日本からの観光客がゼロになり、仕事を失い、生活が貧窮したと怒っていた。
ちょうど旅行中、イスラエルの大統領選挙の開票中だった。開票が進まず、まだ結果は出ませんと毎朝会うたびガイドさんは言っていた。
見える景色も違う
政治情勢は片側からだけでは真実は見えない。
日本と韓国もおんなじなんだろうね。
そんな危険ないつ戦場になるか分からないようなベツレヘム。
だけど
ベツレヘムは美しく
歴史深い所
紀元の始まりの場所
子供の時に読んだ聖書物語の舞台。はじめてのクリスマス劇で羊の役をしたんだね。そこに行けることに、いろんな人に感謝してる。
平和はありがたいよね。
このベツレヘムの洞窟で生まれた
ボリュームたっぷりの
肉料理
今日は羊だね
続く