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朝の太陽が
誇らしげに笑いながら
俺を見下ろしてこう言う
「やぁ、また会ったな。
まだ昨日の延長なのかい?」
俺は天に唾を吐きながら
太陽を睨みつけてこう言う。
「あぁそうだ。まだまだ全てが道の途中なんだよ。
お前は楽でいいよな、冬だからって怠けやがって。
一日の半分も働いてないじゃないか。」
太陽は嘲笑いながら
俺と、朝は長い俺の影にこう言う。
「だから、お前はいつまでたっても道の途中なんだ。
俺だって24時間働いてるぜ。
お前には見えないところで頑張ってんだよ。
お前だけが頑張ってるわけじゃない。」
ちっ。
俺はなにもわかってない。
だから、まだまだ道の途中だ、
ちきしょうめ。