２年ぶりにニューヨークに行ってまいりました！（その７）

８日目。

この日はサンクスギビング前日。

ニューヨークのサンクスギビングのハイライトイベントは

メーシーズサンクスギビングデーパレード

いろいろなキャラクターのバルーンが街中を行進

そしてそのパレードは私のアパートの数ブロック先から始まる。

前日には

大きなバルーン(風船)を膨らませる様子を見ることのできるイベントがあるのだけど、

それをすっかり忘れていた

外出したらものすごい人

まともに歩けない..... 

どうしてもミッドタウンまで行かねばならず、

地下鉄に乗ろうとしたら一本目には乗れなかった。

本当にすごい数の人、人、人！

きっと他の州から来ている人が多いのだと思う。

地下鉄ではマスクが義務付けられているので

ニューヨークの人たちはだいたいマスクをつけているが、

観光客と思われる人たちはノーマスクが多かった。。。

先日のジャズクラブにしても（その３で書きましたが...）マスクをしていたのは私だけ！

この反動でまた感染拡大するのではと不安になった

実際、現時点(１２月末)で大変なことになってしまっている

ミッドタウンもやはり人、人、人... 

  

夜は自宅に友人が来て夕食を一緒にすることになっていたので、

大好きなスーパー、ゼイバーズで買い物をし帰宅する。

あー、やっぱりすごい人、人、人！

友人から電話が。。

車で来たけど止められるところがない！駐車場もどこもいっぱい

厳しい交通規制で私のアパートには全く近づけないと

どうしよう

買い物してきたのに〜。

でも車が停められないとアパートには来られない。。

とりあえず、翌日パレードが進む方向とは反対方向に行ってもらい

なんとかスペースを見つけて車を停めて待ってもらった。

そこまで歩いていき、周りで交通整理をしていた警察官に、

「あそこに友人が一時的に車を停めているんだけど、駐車禁止だよね？」と聞くと

「あそこは大丈夫だよ。問題ない。」と。。

ラッキー！！！

こんなのが色んなところに置いてあるから混乱するんだよね。

レッカーで持って行かれたら大変だし。。

警察官の了承を得て、安心して自宅でゆっくりと食事ができました。

ホッ

翌日９日目、サンクスギビングデー。

とりあえず朝イチで数ブロック先にパレードを見に行くも、

人混みに慄き、すぐに帰ってきてしまった。。

   

感謝祭ディナーは友人宅で。

美味しかったし楽しかったのに写真が一枚もない！

でも友人の家に行く途中のセントラルパークがあまりにも綺麗でパチリ。

   

あー、もうあと３日しかいられないのか。。

悲しい。。

でも今回はこのタイミングで良かったのだと後々確信することになるのです。

（次回に続く）

２年ぶりにニューヨークに行っってまいりました！（その６）/ メリークリスマス！

６日目の朝も順調に7時起床！

優秀、優秀！

この日はあまりにもお天気がいいので、

レコーディングを翌日に延期して、

YouTubeに載せるミュージックビデオ用の写真を撮りに出かけた。

セントラルパークではいろんな可愛い動物たちが歓迎してくれました！

リスは普通は写真を撮ろうとするだけで逃げていくのだけど、

よっぽどお腹が空いていたのかあちらから近くに寄ってきた。

日本から持ってきた抹茶味のキットカットがあったので、

「食べるわけないか」と思いながらあげたら、

ものすごい勢いで食べてた！

いけない...と思いながらも、いくつもあげてしまう私・・。

よく見てね！緑のキットカットが見えます↓

歩き続けると今度は鴨の群れが。

みんな家族なのかな？

いつも思っていたけれど、どうして同じ方向に泳いでいくのだろう？

そして最後になんと可愛い白とピンクの間くらいの色をしたうさぎに遭遇！

セントラルパークでうさぎを見たのは初めてだったので驚いた。

どうも、ホームレスの男性が飼っているらしい。

大きなショッピングカートに全ての持ち物をいれて行動しているようだった。

こんなに可愛いうさぎちゃんと共に生活することで、

きっと生きるエネルギーをもらえるんだろうなあ。

キュンときた

目的地のスケートリンクに着いた！

クリスマスの曲にスケートリンクは欠かせない！

みんな、楽しそうだなあ。。

子供の頃を思い出した。

私は札幌出身で、冬は近所の美香保体育館によくスケートを滑りに行っていた。

大好きだった！

少し歩き疲れたのでプラザホテルでお休み。

超高級ホテル！

外から眺めたことはあったけど、入ったのは初めて。

素敵なツリーが！

そしてワインはグラスで２２ドル！

調べたらボトルで２０ドルのワインだった

誰一人きっとワインや食事の値段を気にしている人はいない感じでした。

私だけ

　

ゆっくり休むことができて満足！

そして今度はブライアントパークへ。

私はここのスケートリンクが好きなんだなあ。

周りにたくさんのお店が出ていて気持ちがアップします。

　

それにしても、よく歩いた！

いっぱいいい写真も撮ったと思う！

夜はぐっすり眠りました！

そして翌日７日目はレコーディング

心配していた発音は少しだけ進化していたようです。。。

ということでクリスマスソング、聴いてね。

とても可愛い歌です！

Emi Takada & Joe Gianono - I don't want to celebrate Christmas anymore - 高田恵美＆ジョー・ジアノーノ

メリー・クリスマス！

みなさま素敵なクリスマスを！

（次回に続く）

２年ぶりにニューヨークに行ってまいりました！（その５）

５日目の朝は8時まで眠った！

今日は午後からレコーディングの予定です！

友人が創ったとってもかわいいクリスマスソング

午前中はゆっくりとして体力を温存せねば。。

コーヒー飲んで、シャワーを浴びて、少しウォームアップ

友人のスタジオまで歩く。

いつもはコロンバスアヴェニューを歩くのだが、

ちょっと気分を変えてブロードウェイを歩いた。

今回NYに来てすぐに気がついたが、

2年前に比べてホームレスの人たちがもの凄く増えている... 

おまけに若者が多い。。

こんなに若い人たちが、ここで寝泊まりして物乞いをしているなんて。。

なんだか目を覆いたくなるがこれが現実。。

そして彼らが寝泊まりしている横にあるお店は

全て潰れてしまっている状態

私の大好きだった近所のレストランも何件か、

そして気に入っていた下着屋さんもなくなってしまった。

賃料はどんどん上がっているらしい。。

賃料が上がるから出て行かざるを得なくなるのか... 

それじゃあ、グラスワインが１杯につき２ドル上がっても仕方ないか。

でもグラスワイン一杯だけ飲んでチップも入れて2000円だったら、

気軽に飲みにはいけないよね。

それでも数日前に行ったジャズクラブはどこも、

今までで一番と言っても過言でないほど混んでいた。

もちろん、サンクスギビングの前だから、

アメリカ全国から人が集まってきていたとは思う。

あの人の流れは、NYは日常が戻ってきたという風景だった。

でも、ブロードウェイを歩いていると、大

変なことになっていっているNYを目の当たりにする。

いったい、誰がどうやってこの問題を解決していくのだろうか。

悩ましいです。。

(庶民の味方のドラッグストアー、ライトエイドもクローズしてた...)

友人のスタジオに着いた。

早速録音を始める。

日本を発つ前から私なりに練習していたのに、

なんと２つほど何を言っているかわからない単語があるとダメ出しされた。

私は英語のネイティブスピーカーでも帰国子女でもないので、

英語の歌を歌う仕事をしているからには、

その辺りは非常に努力しているつもりである。

日本人のアクセントを無理に取る必要はないし、

アメリカ人のように聞こえるように歌う必要も全くないけれど、

アメリカ人から「何言っているんだかわからない」と言われる歌は歌いたくない！

私：「ひぇ〜！」

友人：「でも２つだけだからすぐ直せるよ」　

直しているつもりなのに直らない。。

結局宿題を抱えて、また翌日に出直すことにした。

口周りの筋肉を鍛えなければ...と実感。。

夕食はイーストサイドにあるパエリアの美味しいお店で別の友人と待ち合わせ

40分くらいかけて歩いて行った。

途中ホリデーシーズンぽい景色がいっぱい！

歩いてお腹ぺこぺこ。

美味しかった〜〜〜

こんなに美味しいパエリア食べたのは初めてかも。

帰りはタクシーで戻り、12時くらいに就寝

あー、夢の中で必死で発音練習してた

どうなることやら。。。

（次回に続く）

２年ぶりにニューヨークに行ってまいりました！（その４）

４日目の朝は7時半まで寝られた！

夜中1時間半おきくらいに目を覚ましてしまうのは仕方ない。

とりあえず、かなりいい感じで時差調整できているかな　　　　　　　　　

今日もとってもいいお天気！

街を歩きまわりたい気持ちを抑えて、前日に撮った写真を使い、

月イチYouTubeビデオを編集することにした。

11月の曲は”Early Autumn”(早すぎる秋)。

私はこの曲に歌詞をつけたジョニー・マーサーという人が大好き

彼はジョージア州サバンナ生まれ、家庭がとても裕福で、

子供の頃に休暇で別荘に行くと

『星だらけの夜空』や『苔だらけの森』などに心を動かされたそう。

召使いや友達は黒人だったので、黒人音楽に親しんだ。

有名なお坊ちゃん学校に進むも、17歳でお父さんが事業に失敗し学校に行けなくなる。

そこでニューヨークで俳優になろうとする。

俳優としてはうまく行かないが、彼の書いた歌がブロードウェイのショーに使われて、

これをきっかけにヒット作家の仲間入りをする。

映画の人気が出てきたため、ハリウッドに移り住み、

そこで最高の作詞家として評価されるようになる。

ものすごい数の曲が映画に使われています！

“ムーン・リバー”、“酒とバラの日々”、“シャレード”などもそう。

私にとってのマーサーの歌詞の魅力は、

話しかけるような言葉と

深い感情を詩的に美しく表現する言葉が

バランスよく入っていて、それがとてもパワフルだと思う。

そしてなにしろ、エレガントで知性を感じます

もちろん類稀な才能を持って生まれた人だけど、

間違いなく子供の頃からの育ち方や環境が影響していると私は思うのです

ついついジョニー・マーサーのお話をしてしまった！　　　　　　　　　　　　　　　　

そう、この”Early Autumn”もこの上なく美しい曲！

恐ろしいくらいたくさん撮ってきた写真の中から、

この曲にぴったりと合う絵のように美しい景色を選びました。

音源は前月に自宅のスタジオで録ったものです。

自身の日本語訳の字幕もつけました！よろしければご覧になってください。

しつこいようですが、美しい秋のマンハッタンの風景が詰まっています！

（最初は自宅で録っていますという証拠動画ですが、お許しを）

ようやくビデオ編集を終えるともう夕方！

今夜はシンガー仲間Mちゃんの家に行く予定。

近所の大好きなお店Zabar’s (このお店に関してはまた後ほどのブログで詳しく書き加えたいと思います！)でチーズやプロシュートを買い、家に貯めてあった(笑)ワインを２本持っていざ！

Mちゃんは最近ロングアイランドシティーに引っ越したばかり。

久しぶりに会う女子たち、みなさんNY在住20年以上で、たくましいステキ女子であります。

たくさん食べて飲みました！楽しかった！（他の写真は撮り忘れた）

彼女の住むマンションの敷地からはマンハッタンの夜景がとても綺麗に見えました！

帰りは遅くなったので地下鉄は使わず、同じ方向に帰るYちゃんとウーバーをシェア。

「えっ？」というくらい高かった。ウーバーの値段が3倍くらいになってる？

考えてみると、ウーバーだけではなく、物価が間違いなく上がっている。

2年前はグラスワインがアベレージで$12から$14だったのが、$15から$17になっていた。

ワイン一杯飲んでチップをあげたら、あっという間に$20

これでは外で飲むのがイヤになってしまうかも...。

完璧なインフレです。。

これから先どうなっていくのかな......　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

11時半過ぎに帰宅し12時半には就寝

時差、順調順調！

（次回に続く）

２年ぶりにニューヨークに行ってまいりました！（その３）

３日目の朝も、無事6時半まで寝られた！

今日もいいお天気！

2年間のホコリを吸い込んだ布団カバー、シーツ、タオルなどを

朝イチで、ランドリーサービスに出しに行く。

ニューヨークはドアマンのいるような高級マンションであれば、

部屋に洗濯機が備え付けられていたり、

マンションの中に共同コインランドリーがあるけど、

多くの人たちが近所のコインランドリーに洗濯をしに行く。

わたしは、だいたいのものは手洗いしてしまう。

そしていつも滞在の最後の日に一度だけランドリーサービスにお願いする。

3時間くらいでできるので朝出して夕方取りに行く。

だいたい1500円くらい。

幸いアパートから歩いて１分のところに、

とてもきちんとした信用できるお店があるので便利

あんまりにもピカピカのお天気なので、

月一YouTubeにあげる動画に使う写真をとりに行くことに決めた！

11月の曲は”Early Autumn”(早すぎる秋)

こちらは東京の自宅で録音済み。

少しピリッとした空気の中、高い青空の下、紅葉が美しくて、

きっとこの歌にぴったりの写真がとれるはず！

↑この動画はまた後ほどのブログでご紹介します！

それにしても本当に美しい公園。

毎日景色が変わるし、いろんな人種の人が歩いたり走ったり自転車に乗ったり。。

 

そういえば随分前のことだけど、

秋の雨の日に大きなスーツケースとキャリーカートを横にしゃがみこんでいる2人組がいて、

近づいても脇目もふらず、ものすごい量の銀杏を拾って集めていた、笑

きっとチャイナタウンで売るかお店で料理して出すんだろうなって思った

至る所で音楽が奏でられている🎸🪘🎙

上手くても下手でも関係ない

踊っている人たちもいる

きれいな花や木々、かわいい鳥やリスや鴨たち。

とても人工的に創った公園とは思えない

セントラルパークがマンハッタンにあるかないかで、

この街の価値が変わってしまうんじゃないかな.....。

夜は友人Nちゃんのジャズライブを聴きにバードランドと55barをはしご。

Nちゃんは素晴らしい人気ミュージシャン

この日も朝と夕方、夜と3つの仕事をこなしていた。

久しぶりに体中が音に包まれた感覚！　最高！

それにしても、物凄い混みかただった。

ニューヨークではワクチン接種証明書がないと店内には入れないので、

もちろん皆さん接種済みということで安心なさっているのだと思いますが、

お客でマスクしているのは私だけ！

で、みんなよく喋る！！

サンクスギビングの前で、

アメリカの他の州から訪れている観光客が多かったみたい。

55barの１セット目が終わると23時近くだったので、

名残り惜しかったけど、帰宅。

Nちゃん曰く、終了は1時過ぎだったって。。

早く帰って良かった

3日目は12時半近くに就寝。時差、いい感じです！

本日お気に入りの一枚！

（次回に続く）