心臓病を抱えた次男との旅行日記! | みんなちがって、みんないい。

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妊娠五ヶ月でお腹の次男の心臓に異常があることが発覚。泣いて、受け入れて、立ち向かって、愛して。
毎日息子に成長させられている2児の母です。次男と私たち家族についてしか書けないけれど、
心臓病の子供をもつ母親の1例として、少しでも誰かの役に立てれば。





結婚前、夫と一緒にバックパッカーでヨーロッパを電車でまわったり、
たくさんの国に行って遊んだ。
もちろん危険と言われる地域には自ら行かないものの、
今思い返せば危険と隣り合わせだったなと思うことが多々ある。
衛生面や安全面をあまり考えずに旅行をしていたし、
行きたいところに行っていた。

長男が産まれてからは、旅行はするものの、
ほとんどが国内か、海外でも家族がいる場所。
オーストリアやイギリス、ドイツなど、
安全でキレイなうえに家族がいるというだけですごく安心な場所。
守られた、快適旅行ばかり。

心臓病をもった次男が産まれてからは、
さらに守りに入り、
生まれてから1年半は、手術や検査で入院と退院を繰り返していたので、
全く旅行をせず。
というか、全く遠出をせず。
東京から箱根に1泊2日で行くことさえ躊躇していた。
もし途中でなにかあったらどうしよう、など色々考えてしまうのだ。

それが、フォンタン手術が終わってから半年でドバイに引っ越し、
そのあたりから次男の安定を確信し、遠出もできるようになった。
スイス、アラブ首長国連邦、イギリス、イタリア、オマーン、スリランカ。
次男がいつまた病院生活や安静生活をしなければいけないのかは誰もわからないので、
それならば、元気なうちに色々な場所を見せてあげたいと思っている。
そして新しい国に行く度に、
家族全員でその景色を見れていることを嬉しく感じる。

前回のブログでフォンタン手術も3歳のお誕生日も終わり、
かなり『今』の次男の様子に近づいて来たので、
ここからは旅行日記と、最近のことをゆっくりとアップしていきたいと思います!