仕事と子育て 長男編 | みんなちがって、みんないい。

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妊娠五ヶ月でお腹の次男の心臓に異常があることが発覚。泣いて、受け入れて、立ち向かって、愛して。
毎日息子に成長させられている2児の母です。次男と私たち家族についてしか書けないけれど、
心臓病の子供をもつ母親の1例として、少しでも誰かの役に立てれば。

お仕事の話。
会社から産休と育児休暇をいただき、
長男の時は長男が1歳2ヶ月になるまで、
次男の場合は、1歳6ヶ月になるまでお休みをもらった。

長男を保育園に入れる時は特に迷いもなく、
近所にあるとても良い認可保育園に入れたので、不安もなかった。
私は7時半に出社していたので、夫が毎朝送ってくれて、
私が18時にお迎えに行く毎日。
私が長男と平日に一緒に過ごす時間は、
朝ご飯の時と18時から寝る20時まで。
帰宅してからは夜御飯、お風呂、寝かしつけが入るので、
バタバタと密度の濃い2時間。
いま考えると、すごく短い時間なのだけれど、
その分本当にちゃんと向き合っていて、
長男も保育園では先生とお友達とお遊び。
家ではママとパパとべったり、と上手に気持ちを切り替えて気持ちも安定していた。

最初の1年は、とにかく体調を崩すことが多く、
夫と私で交代で半休をとったり、
熱のある息子を会社に連れて行って、デスクの下で寝転んでもらったり。
会議の時もテーブルの下でパズルをしてもらったことも。
図々しい私に対して、理解ある会社であったことに本当に感謝。
男の人がとても多い会社だったのだけれど、
すごくサポートしてもらっていた。
会議中も『○○さん、もうお迎えの時間でしょ!?いいよ、行ってきな』って。

イベントが週末に入る時は夫に子供を見てもらったり、
忙しい時期でどうしても都合がつかない場合は、
当時我が家から40分くらいのところに住んでいた
夫の実家にまるまる1週間家族全員でお世話になったり。

会社からの理解、夫のサポート、頼らせてもらえる実家が通える範囲、
子供が大好きな保育園の先生とお友達の存在、
そして、社交的で気持ちがしっかりしている息子。
全てが整っていたからがんばれた復帰後の1年半だった。
そのおかげで、私は仕事を続けられたし、頑張れた。

長男にはお仕事を通して、生の音楽をたくさん聞かせてあげられたし、
子供が好きな会社のキャラクターグッズもプレゼントすることができた。

ハッピーママ、
ハッピーファミリー。

当時の自分、そして夫と長男にとって、
このライフスタイルは6年弱たった今でも良かったなと思う。