1歳5ヶ月 フォンタン手術後3日目 | みんなちがって、みんないい。

みんなちがって、みんないい。

妊娠五ヶ月でお腹の次男の心臓に異常があることが発覚。泣いて、受け入れて、立ち向かって、愛して。
毎日息子に成長させられている2児の母です。次男と私たち家族についてしか書けないけれど、
心臓病の子供をもつ母親の1例として、少しでも誰かの役に立てれば。





当時のブログから(2012年4月上旬)
『今日は次男と術後、初めてしっかりと目があって意思の疎通をした。昨日のお昼に行った時には目が一瞬会うものの、本人がまだ錯乱状態で興奮させてしまったから今日は目を合わせるかすごく悩んだ。(興奮すると身体に負担がかかるから)けれど、夜に夫と会いに行った時にちょくちょく目をひらいていたので、看護士と話をしてみると、今日は昨日の錯乱状態とは違って、日中目を覚ましてもボーッとしていることが多かったらしい。なので、それならばと、次男が目をあける度に視界に自分たちをいれてみた。次男はママとパパに会えた喜びを表すというよりは、首を横にふりながら文句を一生懸命伝えようとしている感じだったので、理解できるかわからないけれど私からも今の状況をがんばって伝えようとしてみた。それでも次男は「no no no no!」と言っている感じ。でも、看護士が、「お母さんとお父さんがいることに安心している気がします。目を覚まして泣いても、泣き止むのが早いです」と。おぉぉ、看護士の優しさでも嬉しいじゃないか。

次男の数値は良くはなっているのだけれど、心臓、肺、お腹の中にまだお水が溜まってしまう状態。右肺はだいぶ減って来ているということだけれど、T医師が心配しているのは心臓まわり。お水がひかないと身体の中のチューブをとることができず、T医師としては心臓付近にチューブがずっとあることは気持ち悪いし避けたいということだった。前回のグレン手術の時も心臓まわりのお水が退院のネックになったのだけれど、今回もそうなるかもなぁと覚悟。手術中からどこからともなくお水がしみ出てしまうというのがT医師の説明だった。みなさん、次男の身体から不必要なお水がなくなりますように!と祈ってください。今日は次男にではなく、次男の身体の細胞やら臓器やらに訴えかけてきた。

夫も次男に会えるように、私はお昼と夜の2回に分けて病院へ行くのだけれど、6時間経っただけでも状態は変わっているので、このやり方は疲れるけれど、状況がよりわかるから良い。』