大変なことになっていたようですね。
駅にあふれる人々…。
JR山手線ストップで首都圏の通勤ラッシュを直撃。
乗客が電車内に閉じ込められ、線路を歩く事態にもなったとか。
もろ、前々職の通勤経路だったので、
あの頃の記憶が一気によみがえりました。
前々職は、コロナをきっかけにキャリアチェンジし、
2回目の転職にしてやっと見つけた
「条件に見合った職場」……のはずでした。
業界ではトップをけん引する老舗の日本メーカー。
今では珍しく終身雇用を継続し、
給与水準は申し分なく、残業も少なめ。
社風は昔ながらの日本企業で、
人情に厚く、まじめな人が多くて、皆やさしい。
それが、入社前の第一印象でした。
けれど、実際に入ってみると、
代々続く家族企業で、社長は「神様扱い」。
(社長の名誉のために言っておきますが、
決して変な方ではありません。
ただ、周囲の取り巻きたちが必要以上に忖度し、
「会社や社長のため」と信じて、
その価値観を下の人たちに押し付ける社風が、
私にはとてもしんどかったのです)
「出社」も、その象徴的な出来事でした。
創業以来100年近く、
「現場でのコミュニケーション重視」を理由に、
社長も含めて全員出社というスタイルを貫いてきた会社。
コロナ期間中こそ多少緩和されたようですが、
コロナ後は元に戻り、
台風だろうと大雪だろうと、
電車さえ動けば、職種に関係なく原則全員出社。
もはや必要性の問題ではなく、
やる気や会社への忠誠心のアピール合戦のようでした。
「通勤中にケガがあったら困るから、あくまでも自己判断」
という会社からの通達があっても、
直属の上司は遠回しに出勤を促す圧力。
その空気がどうしても耐えられず、
蕁麻疹が出るほど嫌だった私は、
結局最後までなじめないまま、
1年半あまりで退職してしまいました。
50歳を過ぎての、再びの転職。
最後のチャンスだったかもしれない高待遇の仕事。
それでも、どうしても心がついていけませんでした。
今日もきっと、
数時間かけて会社にたどり着いた元同僚たちは、
大変だった通勤中のハプニングを
笑い合って話していたことでしょう。
その輪から抜けたことを、
今でも本当によかったと思っています。
たとえその後、
変な会社に不当解雇される未来が待っていたとしても。
こんな私にも
どうか明るい未来がありますように![]()
