PCR検査会場から出て2階の内科受付へ。

時計を見ると、もう午後2時。

ちょうど午後の診察開始の時間だ。

でも、きっとすぐには呼ばれないよね。

午前の患者さんが多いから時間が押していて、

今頃はきっと急いでお食事をされている頃じゃないかな。

 

なーんて勝手に思っていたら、

突然、携帯が鳴った。

 

えっ。誰?

と携帯を開けると、「診察の順番が近づきました」の画面。

日赤医療センターコンシェルジュ。 呼び出し機代わりに病院の導入した携帯用アプリ。

 

!! え、もう?診察? 信じられなくて、内科受付の番号を確認。

 

確かに私の番号が出ている。間違いない。もうすぐ呼ばれる。

あー、この前の外来でアプリを入れておいて本当に良かった。

 

診察室で、再度、簡単にこの約3週間の経緯を報告。

 

呼吸器内科で処方された3種類の薬。

処方通りに一日3回飲んだら、翌日に下痢が始まったけれど、

最初は薬が原因とは思わなくて、そのまま飲み続けたこと。

 

念の為、ネットで薬名を検索したら、処方された3種類のうち、抗生物質(1番目)と痰の薬(3番目)に下痢の副作用があると書いてあったけれど、

呼吸器内科の先生にこれだけは(個性物質)必ず1週間続けて飲んでねと言われたから、飲まなきゃと、他の2つの薬はやめて、抗生物質だけに飲み続け、終わった途端にとんでもない状態になったこと。

 

「それで、全部飲んだのか!?」

「はい・・・」

 

「わかった」「入院するか? それとも家で薬を飲むか・・どっちがいい?」

 

「入院させていただいた方が・・もう限界で・・私がいない方が母はゆっくり休めますし・・」

 

「じゃ、今から入院でいいね」

 

『今から入院!!』 と大きな声で看護師さんに号令をかける。

主治医は相変わらずお元気だ。

 

『お部屋は?』(看護師さん)

『大部屋!』(主治医) 即、答える。

『窓側、廊下側?』(看護師さん)

 

『あー、どちらでもいいよね?」(主治医)

「は・い。あ・・でも。出来たら、廊下側の方がお手洗いに近いので・・」(私)

『あっ、そうだよね、お手洗いの近くじゃないと!」

『廊下側!!』(主治医)

 ( 本当に今日はいつもにましてお声が大きい(笑))

 

外来からそのまま入院することに決まったものの、

その後も結構なハードスケジュール。

 

入院するには入院手続きというものが必要だし、

病棟が見つかるまでの待ち時間の、長いこと、長いこと!

 

そしてやっと決まったお部屋は。。なんと個室だった!!!?