♩  わたしが とてもつかれきっている時、

 

 次々に問題が押し寄せて 心が折れそうな時、

 

 わたしは静かに ここで じっと待つ

 

 あなたがわたしのそばに 座ってくれるまで

 

 

あなたがわたしを強くしてくれる

 だからわたしは どんな困難も乗り越えられる

 

だから、人生の荒波の中でも 歩くことができるの。

 

 わたしは強くなれる  あなたが全ての重荷を背負ってくださるから。

だから、わたしは いつもの私を超えて、どんな事もできる

 

 

飢え渇きのない人生なんて無い

  平安のない心の波動は ひどく乱れるわ

 

でも あなたがやってきて

  驚くばかりの奇跡の業で わたしを満たされる時、

 

わたしは、その度に気づくの 

 あなたが永遠に変わることがない方だと。

 

You raise me up   to more than I can be.

( あなたが 私を強くして下さる。

   だから私は自分の限界を超えて、いける )

 

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 これは、アイルランドのケルティックウーマンでおなじみの『You Raise Me Up』の歌詞。トリノオリンピックで荒川静香さんがエキシビションに使われた曲でもありますが、日曜日にたまたま開いたYouTube動画で、久しぶりにこの曲を聞きました。

 

歌うのはレイナ マリヤさん

この歌声は、素晴らしく、心を癒し、勇気付けてくれるます。

 

この歌は、多くのアーチストも歌われていますし、レイナマリアさんの動画もたくさん存在しますので、私も色々ききくらべてみましたが、これが一番パワフルで、これ以上のものはないように感じました。

 

そして、この歌の歌詞はまさに私自身のことでもあります。

 

1月30日、日曜日にたまたま、開いたYouTube動画で、わたし、この歌詞と同じ意味のことを同じ仲間に伝えたくて、このブログを書き始めたのだと思いました。

 

何だかわからない多くの不調を抱えながら、10数年。

徐々に衰弱が進み、ついに命がもうすぐ終わる時が近づいていた時、

不思議な導きの中、診断、治療への扉が開き、

 

その翌年に思いがけず患者の会を作ることになり、

受かるはずのない資格試験に合格し、身体にも不思議なことが・・。

 

同時に心臓にたまっていた水が消え、尿蛋白の全くなくなり、一気に

浮腫みがなくなってしまった。。

 

もちろん、全身に満遍なくついたアミロイドがまだまだ残っていて、

色々ありますが、

 

ここまで守られ、生かされ、全ての必要が満たされ、気がつくと治療開始から12年目。改めてこの12年間を振り返ると、そこには明らかな天の意思、大きな大きな存在と愛を感じます。

 

私の人生の大半を占めるこの病気という存在は、辛く、厳しいものでしたが、それは、必要な贈り物、賜物だったということが今ははっきりわかります。

 

このブログで、どのように患者の会が生まれたかについて書きました。

 

それは、AL患者の会は、突然、幾つもの出来事が絶妙なタイミングで重なって出来ました。どう考えても、普通じゃない(笑)

 

患者の会ができたのは、この病気がもはや「必ずしも絶望的な病気ではない」時代になったからということ、それを神様が多くの患者さんや医師に伝えるために作られたと私は思っています。

 

そして、私たちが経験する病気や困難は、それまでの人生と向きあい、考えてもいなかったような素晴らしい人生を作っているための最良のタイミングでもあり、人知を超えた大きな力を体験できる時でもあるのではないかな、ということを私自身の12年間の出来事、体験を通してお伝えしたかったのだと、歌を聞いて、改めて思いました。

 

ぜひ、同じ病気の仲間にもこの歌声を聞いて欲しいと思いましたが、キリスト教会の動画ということもあり、他の動画で同じものはないかと探しましたが、どれも、この動画を超えるものはありませんでした。

 

 このレイナマリアさんの歌は、「大和カルバリーチャペル第3礼拝」2022年1月30日「信頼の約束にパスした人々」というタイトルのYouTube動画で配信されています。歌われているのは、動画の最初から「23分22秒」くらいからの数分間です。よろしかったら、ぜひ聞いてみてください。