入院4日目 

2時半に目が覚めてから眠れない。6時半になって、アプリノールが届く。

アプリノールの後、30分は何も飲食してはいけないということなので、30分待って、7時過ぎヴィダーインゼリーを飲んでみた。これだけは飲める。

 

栄養士さんが来てくださったので、朝は、パン、昼は流動食、夜はおかゆに変更。

食べることも修行なので、何とか少しでも食べられるように。

 

さて、9時30分、いよいよ幹細胞とご対面。冷凍パックの中で、半分塊まりが残っているが、ほとんど溶けた状態。「これが冷凍してあった幹細胞です。これを、これから戻します。お名前を確認して下さい。」

 

カテーテルに新しいパーツを取り付けて、そこから幹細胞を流し込む。

大きな注射器で溶けた血液(幹細胞)を吸い上げ、カテーテルのチューブへ注射。

それをするのは、あの研修医Bさん。(今日もまだ9月だったっけ)

 

(これも彼女がやるんだなー。でも注射されるのは、私でなくて、カテーテルだ。誰が考えても失敗のしようが無い。

「じゃあ、やって!」Bさんが、指導医の指示で、恐る恐る注射器を握る。カテーテルへ注射器で注入。「もう一度」と促されて、もう一度繰り返した後、「もういいですか?」と訊く。

 

立会いの先輩医師「あー、ま、いいか、いいや、はい、いいです」(え、まだ少し残っているけれど・・・)

 

そこで幹細胞注入はおしまいとなった。(私はちょっと不満。苦労して採取した幹細胞だし、出来るだけ多く入れたほうが根付く可能性を高めるのに・・・)

 

本当に来月からにしておけばよかったなあ。

とは思ったものの、ま、これも意味があってのこと。全ては最善。感謝、感謝!!