一日中雨降りで少し肌寒いから、夕食はラーメンをリクエスト。

 母が幼い時は、夜になるとチャルメラの屋台がラッパを鳴らして道にやって来て、呼び止めると、道に屋台を停めて、その場でラーメンを作って食べさせてくれたそうだ。

日中は、豆腐屋さんの屋台がラッパを吹いて、道を歩いていたらしい。

公園には、自転車の紙芝居屋さんが来て、飴細工を売っていたそうだ。

ラーメンを食べながら、そんな話を聞いた。