お世話好きなAさんは、認知症です


元々ボランティアなどを頑張っていたそうで、とても上手に相手を立てて楽しくおしゃべりするので、隣に座った方は楽しい気分で過ごして下さっているようです


Aさんはニューフェイスの方も本当に良くお世話して下さるので、こちらもついつい安心してお任せしてしまう、そんな方です


何度も同じ話をする以外は、こちらも認知症というのを忘れてしまうほどですが、ある日連絡帳に自分のサインをして頂く時のこと

メモ帳に書いた自分の名前をこっそり見ながら書いている事を知りました

自分の名前を思い出して書く事が難しくなって来ているのです



老いとは、自分の持っているモノを一つずつ手放して行くと前回の記事で書きました

大切なモノが少しずつ自分の元から去って行く時、感じるのは喪失感や無力感でしょう
失って行くと共に、自信も失って行くかもしれません

何も言いませんが、喪失感や無力感と静かに闘っているのかもしれないと感じた出来事です


ぶどうぶどうぶどう


最後まで読んで頂きありがとうございました