令和元年5月1日伊勢神宮参拝その⑫からの続きです。(前の記事はこちら

 

さて、「月讀宮」を出たわたしたちは、

ここから御幸道路を外宮方面へと歩き……

 

「倭姫宮」へと向かいます!

 

この時点で時刻は、9時20分くらい。

「月読宮」から「倭姫宮」は距離にして約2キロほどで、歩いていくと、きっと20分以上はかかります……。

 

 

う~ん……ちょっと遠い……ニヤニヤ

 

 

で、でも大丈夫!わたしには、ウォーキングで鍛えた足があるのですからっ!(関連記事はこちら、その⑧でお読みいただけます)ウインク

 

 

と、自分を強引に勇気づけ、歩き始めましたDASH!DASH!DASH!

 

 

 

 

歩く、歩く、歩く、歩く……歩く…ある…く………ある……チーン

 

………………

 

…………

 

………

 

……

 

 

 

 

……や、やっぱり……遠い……

 

 

ちょっとへたり込みました……ゲッソリ

 

 

 

 

 

と、その時です!

 

 

 

 

私たちの横を、猫バスが……

 

いやいや、路線バスがわたしたちの横を通り過ぎたのです!

 

あっ……と思いました。

 

 

もう、バスが運行する時間になっていたのですビックリマークビックリマークビックリマーク

 

 

 

超ラッキー!!!

 

 

 

これはもうバスを利用するしかありません。

 

 

 

 

 

この先にある「五十鈴川駅」まではもうちょっとがんばって歩き、

外宮行きのバスにのることにしました~~~バス

 

 

で――

 

 

――着きました。五十鈴川駅です。

ベンチもあって、しばし休憩……

 

 

ふう~~~ぅDASH!DASH!DASH!

 

 

 

すると、程なくして外宮方面行きのバスが来ました。

 

 

 

「倭姫宮」へ行くには、「徴古館前」というバス停で降ります。「五十鈴川駅前」から乗ると、次の次のバス停です。距離にすると、1キロくらい。なので、バスに乗ってしまえば………

 

 

――近い!近い!!!2~3分で「徴古館前」に着きました。

 

 

 

そして、

「徴古館前」でバスを降りて、来た道を数メートル戻ると……

 

 

 

 

 

 

ありました!

「倭姫宮」の鳥居です!!!

 

 

↓↓↓こちらが、御幸道路側・表参道側の鳥居。

 

では早速、表参道を歩いて行きましょう。

 

 

 

大好きな参道です。

誰もいません。

 

 

 

「倭姫宮」の御祭神は、「倭姫命」。第11代垂仁天皇の第4皇女です。

……という説明よりも、かの英雄「日本武尊(やまとたけるのみこと)」の叔母君にあたられる方、と言った方がわかりやすいですよね、きっと。日本武尊が、父天皇・景行天皇に東征を命じられた時、嘆く日本武尊に神宝・草薙剣を授けて難を救ったのが、倭姫命です。

 

また、天照大御神がここ伊勢に御鎮座する前、

倭姫命は、天照大御神がお鎮まりになる地を求めて、御杖代(みつえしろ…神の意を受ける依代)として各地を巡幸されました――。

 

そして、ここ伊勢の地にたどりついた時、倭姫命は、天照大御神の声を聞きます。

 

「この神風の伊勢の国は常世の浪の重浪よする国なり。傍国のうまし国なり。この国に居らむと思う」と――。


この神託により、

この伊勢の地に、天照大御神がご鎮座することとなり、皇大神宮(伊勢神宮内宮)が創建されたのです。

 

倭姫命は伊勢の地で天照大御神を祀る最初の皇女であり、これが制度化されて後の斎宮となった……といわれています。

 

――と、長い説明になってしまいました。倭姫ラブのなせるわざです。すみません……

 

 

 

 

 

 

さて、

ゆるゆると参道を歩いて行くと、正面に石段が見えてきます。

 

この石段を上がると、左手に手水舎が、右手に宿衛屋があります。

 

 

 

手水舎で、手と口をすすいで身を浄め

 

 

正面の社殿の方へと進みます。

 

 

すると……

 

 

聖域が広がります――。

 

柔らかいご神気です。

 

 

左手に、式年遷宮の時に使う古殿地が、

 

 

そして、

 

 

右手奥の方に、現在の社殿があります。

 

 

 

 

――参拝しようと、社殿の方へ向かいました。

 

 

 

 

すると……

 

 

……コトッ……

 

 

と、お社の中から微かな音……

 

 

……?!

 

 

そして……

 

 

……なにかの気配…・・・

 

 

ギョッ……?!と体がカタマリます。

 

 

こ、これは……

 

 

もしかして……

 

 

ま、まさか……

 

 

「……なにか音……聞こえたよね?……いま……」

 

 

確かに、聞こえました。

 

 

身じろぎもせず、緊張して社殿を見つめます――

 

 

 

すると……

 

 

ガタガタいって、御垣の扉が開きました。

 

 

 

 

 

え……?!

 

ア、アラ……?

 

 

その時、激写した写真です。

見えますか?中央部分の白い装束……

 

そうです、御垣の扉を開いて出て来たのは――

 

 

ひかり輝く「倭姫命」の御姿……!

 

 

……ではなく、

掃除係の?神職の方でしたニヤニヤ

おいっ……!

 

 

な、なんだぁ……

びっくりするじゃぁないですかぁ……!

 

 

 

こちらも熱心に社殿を拭く神職さんの後ろ姿↓↓↓。……見えますか?

 

熱心に拭かれていますが……

紛らわしいのでかんべんしてください……

 

 

 

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

 

神職の方が仕事を終えて、立ち去ってからは、

 

やがて他の参拝者もいなくなり……

 

 

 

しばらくは、神域に“わたしだけ”の時間がありました――。

 

 

ひとりじめ参拝です。

 

 

贅沢で、有り難い時間……。

 

 

令和元年の初日にこのような時間をつくっていただき、感謝の気持ちが溢れます。

 

 

こころ静かに、ゆったりとお参りさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参拝後、宿衛屋へ行って

御朱印をいただいていると……

 

先ほど、拭き掃除をしていた神職の方の姿が……↑↑↑

お仕事、お疲れ様でしたキラキラ

 

 

※こちらは、宿衛屋でいただいた御朱印です。

 

 

 

 

車を駐めた駐車場は、徴古館の近くにあるので、

帰りは、徴古館側の鳥居から退出します。

 

 

 

境内側からその鳥居を撮った写真です↓↓↓

 

 

 

 

 

鳥居を出てから、振り返ってパチリ。

 

 

あ~~~~キラキラキラキラキラキラ

しあわせで豊かな時間でした。ありがとうございました。

 

 

車をこの近くの駐車場に駐める展開になっていなかったら(その時の事情はこちら、その⑧でお読みいただけます)、

今回は、ここ「倭姫宮」にはご参拝していなかったかもしれません。

もしかしたら、お導きくださったのかなかぁ…と思い、感謝の気持ちでいっぱいになりながら

大好きな「倭姫宮」を後にしました。

 

 

さて、この時点で

時刻はまだまだAM10:30くらい。

 

 

 

次は、どのサンクチュアリへと歩みを進めましょう――

 

 

その様子は次のブログで――!!!

 

令和元年5月1日伊勢神宮の旅はまだまだ続きますドキドキ

 

to be continued ♥