何年か前、
うちの近くで福山さんがライブを。


両親が一度は行ってみたい、と
言っていたので
チケットをプレゼントしたのに、

当たったよ、と伝えていたのに、

なぜか父も申し込んでおり
私も行くことになった。


お客様はみんな周りを見ながら
スタンディングでノリノリ。

そんな中で、
ちょうどライブの半分くらいが
進行した段階で、

一度全員に着席を依頼する福山さん。


ゆっくり聴いてほしいから、
という理由だったが


幅広い年齢層のお客様を
気遣ってのアナウンスだったのが
すごく伝わってくる話し方だった。


また、ラジオのような時間もあり、
音楽だけではなく
エンターテイメントとして楽しめたこと、

そして、
長年のファンも
初めて遊びにきた方も
万人が楽しめる構成になっていた。


走って移動する際も
必ず同じ曲の中で全方向に走って
近くにきてくれる。


その時ふと思ったのは、
福山さんのライブは
気軽にまた行こう!と感じられる要素が
いっぱいあるんだなぁ、と。


席によって
多少の見え方の違いはあるにせよ
同じ金額を払ってきてくれた方たちに対し
決して不平等さを感じさせない。


それは本当にすごいことだと思う。


そして、人として話をされながら
会場とひとつにまとまる
公開ラジオ収録のような時間。

音楽だけで疲れないよう
笑う時間を作り、和ませてくれたり。


最後にはバックバンドの皆様を
全員紹介した上で
どれだけこの方たちがすごいか
この方たちのおかげで
今日ができた感謝を
みんなの前で伝えているのだ。



最初から最後まで
すべての皆様へ気遣いと配慮が絶えない
それがまた
いきたくなるポイントになるのだと思う。