皆様こんばんは^^
早いもので3月!そして今日はひな祭りですね~
私が住んでいる地域は「月遅れ」なので4月3日がひな祭りの本格的なお祝いなんです。
だから今日は何もなし
さてさて3月の認定を目指し、申請をした里親認定研修が1月31日、2月13日、2月15日、2月22日と立て続けにありました。
その記録と経過報告を書いていこうと思います
私たち夫婦は「特別養子縁組希望」を前提とし、自分たちの勉強という事で参加しました。
正直、児相にお願いするのがいいのか、民間団体にお願いするのがいいのか迷っていたのもあります
でも主人共々「特別養子縁組」の希望1本。
9月に初参加した地域の里親サロンの先輩のみなさんも「小さければ小さいほど子供のためになる。赤ちゃん縁組にご縁があるといいね!」と言ってくれていましたから。
そんな気持ちの中の申し込みでした
後に家庭訪問で来てくださった児相の職員さんは「子供のためにも養育里親の方も受け入れてもらえる余地はないか、今の段階でもう少し可能性を残した形で申し込んでほしい」と言っておられました。
私は「子供のため」と言いながら、なかなか特別養子縁組が進んでいない地域なので何でだろう。
結局行政も親の都合ばかりじゃないのか。と少し疑念を抱いていました
そんな気持ちで始まった認定前研修
早速初日から児童養護施設での研修だったので2歳から3歳の子供たちと接することになりました
もうね。。。子供は理由なく可愛い
親と離れて暮らす子供たち。複数人いる同い年の子供たち。
そんな中でもどうにか自分を気に留めてほしくて、構って欲しくて。
だからか人見知りをせずに、どんどん膝に乗ってくるの
でもこの人見知りをしない事こそが「異常」だと教えてもらいました。
今、全国の施設にいる子供たちの7~8割が虐待によるものだと聞きました。
虐待の中には身体的な虐待(暴力・性的虐待)もありますが、
心理的な虐待(言葉による虐待や両親の喧嘩による心身に及ぼす虐待)。
ネグレクト(3食食べる・夜寝て朝起きる・お風呂に入る・歯磨きをするなどの当り前の出来事をしてもらえない)。
こういう沢山の傷を負った子供たちがたくさんいること。
その傷が癒えるには莫大な時間が(むしろ一生)かかるという事。
特別養子縁組が進まない理由には親権の問題があること。
でも子供にとって一番幸せなのは「親と暮らす」ことだという事。
児相側は親の更生と子供のケアに重点を置いており、子供のケアの一環として「里親に養育を委託し、施設ではなく家庭での生活を経験してもらう」事が仕事だといっておられました。
週末里親など形は色々あるけれど、私たちは自分たちの勝手で週末だけ預かるなんてとても子供に悪いと思い、断り続けていましたが、どうもこれも親側の指定なんだそうです。
里親のところでずっと養育されるのは嫌だけど、週末だけだったらいいよ。と言う親が多いとか。
何とも勝手な。そんなに親権が強いのかと腹立たしくもなりました。
まぁ親についてはこれくらいにして…
これ以外にも養子を考えている方のみならず、今後子供を育てることがあるだろうご夫婦には絶対に知っていて欲しいなぁと言う内容もありました。
1つには肯定的な言葉遣い。
2つには褒めることの重要性。
この2つについてはまたゆっくりと記事にしていこうと思います。
学ぶことが多かった認定前研修。
後輩育成やこれからの自分の生き方にも役立つ内容だなぁと感じました。
知っているのと知らないのではだいぶ違うのではないかと思います。
何はともあれ、受けてよかったと思える里親認定研修でした